RS2-053|歴史総合・日本史探究 対策問題
高度経済成長期以降の農山村について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
若年層の流出により過疎化が進み、地域社会の維持が課題となった
背景・因果
高度成長期の労働力移動は、都市の過密と農山村の過疎を同時に生んだ。学校や交通の維持が難しくなり、地域おこしや町村合併がくり返し課題となってきた。
覚えるポイント
過疎・過密は「一つの現象の両面」。人口ピラミッドや人口移動のグラフとセットで出題される。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「若年層の流出により過疎化が進み、地域社会の維持が課題となった」
高度成長期に若年労働力が農山村から三大都市圏へ移り、農山村では過疎・高齢化が進んだ。交通・学校・医療や地域共同体の維持が課題となった。
② ❌ 誤答「農山村の人口は一貫して増え続けた」
多くの農山村では人口、とくに若年層が減少した。一貫して増えたのは大都市圏側で、人口移動の向きが逆である。
③ ❌ 誤答「過疎は都市部だけで発生した現象である」
過疎は人口が流出する農山村、過密は人口が集中する都市で起こった。同じ人口移動が生んだ二つの現象を入れ替えている。
④ ❌ 誤答「人口移動は政府によって禁止されていた」
人口移動は法律で禁止されず、都市工業の労働需要や集団就職によって促進された。政府も全国総合開発計画などで地域格差への対応を試みた。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。