CO-S13|情報Ⅰ 対策問題
モデル化の説明として最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
モデル化の本質(目的に応じた単純化) を問う問題です。キーワードは「目的」と「単純化」の2つです。
解説
モデル化とは、現実の物事から「目的に必要な要素だけを取り出し、それ以外を思い切って省いて」表現することです。現実は複雑すぎてそのままでは扱えないため、注目したい部分だけを残した「縮図」を作る——これがモデルであり、シミュレーションはこのモデルを使った実験にあたります。
大事なのは、同じ現実でも目的が違えばモデルも変わることです。たとえば鉄道の路線図は「駅のつながりと乗り換え」だけを表し、実際の距離や地形は無視しています。一方、道路地図は距離や地形を重視します。どちらが正しいかではなく、目的に合っているかどうかで評価するのがモデルの考え方です。
モデルの分類も整理しておきましょう。表現方法では、模型のような物理モデル、フローチャートや路線図のような図的モデル、数式で表す数式モデルに分かれます。また、時間による変化を含む動的モデルと、ある時点の関係を表す静的モデルという分類もあります。
共通テストでは、モデル化の定義を直接問うほか、「このシミュレーション結果からいえること」を選ばせる問題で「モデルの仮定の範囲でしか正しくない」という視点が問われます。「すべてを取り込む」「完全に再現する」といった表現は、単純化というモデルの本質に反するので誤りと判断できます。
選択肢の確認
1.○ 「目的に応じて」「単純化」というモデル化の定義そのもの。
2.× すべての要素を取り込むのは単純化の逆で、モデルの意味がない。
3.× 実物と完全に同じものは複製であり、扱いやすくするというモデルの目的に反する。
4.× モデル化は目的をもって要素を選ぶ意図的な行為で、偶然任せではない。
ここだけは覚えよう
モデル化=目的に応じて現実を単純化 — 目的が変われば同じ対象でもモデルは変わる。