DA-B14情報Ⅰ 対策問題

データの活用データ分析特訓 (第4問対策)

文化祭の模擬店の売上予測のため、過去3年の「来場者数」の平均を使うことにした。しかし今年は雨予報である。この判断の改善として最も適当なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

層別(条件ごとにデータを分けること) による予測 — データを今年の状況に適合させる考え方です。

解説

平均値は、晴れの年も雨の年も混ぜて「条件をならした値」です。予測したい今年の条件(雨)がすでに分かっているのに、条件をならした平均を使うのはもったいない — 同じ条件のデータだけで予測した方が精度が上がります。

そこで使うのが層別です。層別とは、データを条件(天候・曜日・イベントの有無など)ごとのグループに分けて集計し直すこと。手順は、(1)予測したい日の条件を確認する(今年は雨予報) → (2)過去データを天候別に分ける → (3)雨だった年の来場者数の実績をもとに予測する、となります。

雨の年のデータが少ない場合の工夫もあります。たとえば「雨の日の来場者は晴れの日の約70%」という減少率が分かれば、晴れベースの予測にそれを掛けて補正できます。反対に、楽観的に晴れの年の最大値で見積もれば仕入れ過剰の損失リスクを抱え、予測を放棄すれば根拠のある準備が何もできません。

共通テストの問題解決の場面では、「過去データをそのまま使う」選択肢と「条件をそろえて使う」選択肢が並びます。予測の質は「予測対象と同じ条件のデータをどれだけ使えたか」で決まる、という視点で選びましょう。DA-B10の層別(集計の単位を変える)と同じ発想が、予測にも効くのです。

選択肢の確認

1.○ 今年の条件(雨)と同じ層の実績を使う、条件をそろえた予測。
2.× 天候は来場者数を大きく左右する主要因。無視すれば予測が外れる。
3.× 楽観的な最大値の採用は、仕入れ過剰の損失を招く偏った判断。
4.× データを使わず運に任せるのは、問題解決の放棄。

ここだけは覚えよう

予測は「同じ条件のデータ」で — 平均は条件をならした値。条件が分かるなら層別して使う。

関連問題

DA-B13DA-B15