SO-S09|情報Ⅰ 対策問題
文化祭の模擬店の待ち時間が長いという問題を解決したい。問題解決の手順として最も適当な順序はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
問題解決の基本的な手順 を問う問題です。「なぜこの順番でなければならないか」まで説明できるようにしましょう。
解説
情報Ⅰでは「問題」を理想と現状のギャップと定義し、それを埋める活動が問題解決です。手順は、①問題の明確化(理想と現状のギャップを具体的に定義する)、②情報収集・原因の分析(なぜギャップが生じているかをデータで調べる)、③解決策の立案・比較(複数の案を出して評価する)、④実行、⑤評価・改善(結果を測定し次に生かす)、の順に進めます。
模擬店の例で流れを追うと、1. 「待ち時間を10分以内にしたいが現状は30分」と問題を数値で明確化 → 2. 待ち時間を記録して「注文後の調理に時間がかかっている」と原因を特定 → 3. 「作り置き」「メニュー削減」「レジ増設」など複数案を比較 → 4. 選んだ案を実行 → 5. 待ち時間を再測定して効果を評価、となります。
この順番が崩れるとどうなるかも考えましょう。問題が曖昧なまま解決策を立てれば、的外れな対策になります。原因を分析せずに実行すれば、場当たり的で効果を測ることもできません。「いきなり解決策に飛びつかない」ことが最大のポイントです。また、⑤の評価は終わりではなく、次のサイクルの①につながります(PDCAサイクルと同じ発想です)。
共通テストでは、手順の並べ替えのほか、「この場面は手順のどの段階か」を問う形でも出ます。「明確化→分析→立案→実行→評価」の5段階を、具体例と結びつけて覚えておきましょう。
選択肢の確認
1.○ 明確化→分析→立案→実行→評価の適切な順序。
2.× 問題が明確になる前に解決策は立てられない。立案が先頭に来るのは誤り。
3.× 分析なしにいきなり実行すると場当たり的になり、効果も測れない。
4.× 完全に逆順。評価は実行した結果に対して行うもの。
ここだけは覚えよう
明確化→分析→立案→実行→評価・改善 — いきなり解決策に飛びつかず、まず理想と現状のギャップを定義する。