SO-S08情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決思考・計算

災害時にSNSで「動物園からライオンが逃げた」という画像付き投稿を見た。行動として最も適当なものはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

デマ・フェイクニュースへの対応 を問う問題です。拡散する前の確認手順を型として身につけましょう。

解説

この問題は、熊本地震(2016年)の際に実際に「ライオンが逃げた」という虚偽の画像付き投稿が拡散し、投稿者が偽計業務妨害の疑いで逮捕された事件が下敷きです。災害時は不安と情報不足が重なり、デマが最も拡散しやすい状況になります。

拡散前の判断手順は、1. 一次情報を確認する — 動物園・自治体・警察など当事者や公的機関の発表を直接見る。2. 複数の報道と突き合わせる — 事実なら必ず複数の報道機関が報じます。3. 真偽が確認できなければ拡散しない — 「不確かなら止める」が原則です。この手順が正解の選択肢そのものになっています。

誤答の落とし穴も整理しましょう。「緊急性が高いからすぐ拡散」は、善意であってもデマを広げれば混乱と実害(この事件では動物園への問い合わせ殺到)に加担します。「画像があるから事実」は通用しません。別の場所・時間の画像の流用や、生成AIによる偽画像が簡単に作れる時代だからです。「フォロワーが多い人だから信用」も誤りで、影響力の大きさと情報の正確さは別物です。

共通テストでは、災害時のSNSという場面設定で「行動として適当なもの」を選ばせる形が典型です。「確認してから、不確かなら拡散しない」を含む選択肢が正解の軸になります。

選択肢の確認

1.× 善意でも未確認情報の拡散はデマの拡大に加担し、実害を生むおそれがある。
2.○ 適切。公的機関の一次情報と複数の報道で確認し、不確かなら拡散しない。
3.× 画像は流用・合成・AI生成が可能で、それだけでは証拠にならない。
4.× フォロワー数は影響力の指標であって、正確さの保証ではない。

ここだけは覚えよう

一次情報で確認、不確かなら拡散しない — 画像もフォロワー数も「事実の証拠」にはならない。

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