NW-S27|情報Ⅰ 対策問題
カフェで「無料Wi-Fi」と同じ名前(SSID)のアクセスポイントが2つ見えた。安全のための行動として最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
なりすましアクセスポイントへの対処 を問う問題です。「電波の強さは正当性の証拠にならない」が急所です。
解説
攻撃者は、正規のアクセスポイントと**同じSSID(ネットワーク名)**を名乗る偽のアクセスポイントを設置することがあります。SSIDは誰でも自由に設定できるため、名前だけでは本物と偽物を区別できません。
偽アクセスポイントに接続すると、通信がすべて攻撃者の機器を経由するため、盗聴や改ざん、偽サイトへの誘導が可能になります。利用者と接続先の間に割り込むこの手口は中間者攻撃と呼ばれます。
では何を根拠に判断するか。電波の強さ・表示の順番・接続の速さは、いずれも正当性とは無関係です(攻撃者が近くにいれば、偽物の方が電波が強いことさえあります)。確実なのは提供者(店)に正規のSSIDを直接確認すること。確認できなければ接続せず、自分のモバイル回線を使うのが安全です。やむを得ず使う場合も、HTTPSのサイトに限る・VPNを使うなどの防御を重ねます。
共通テストでは、公衆無線LANの危険性と行動判断を組み合わせて問われます。「名乗りは自由→名前では信用できない→提供者に確認」という論理の流れで覚えましょう。
選択肢の確認
1.○ 正規のSSIDの確認と、不確かなら使わないという判断。最も安全な行動。
2.× 電波の強さは正当性と無関係。近くにある偽アクセスポイントの方が強いこともある。
3.× 表示順は電波状況などで変わるだけで、本物の証拠にはならない。
4.× 偽アクセスポイントに接続した時点で、通信を盗聴されるおそれがある。
ここだけは覚えよう
SSIDは誰でも名乗れる — 電波の強さや表示順は証拠にならない。提供者に確認、不確かなら接続しない。