SO-S07|情報Ⅰ 対策問題
安全なパスワードの管理として、最も適当なものはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
パスワード管理の基本 を問う問題です。「なぜその管理が危険なのか」を攻撃手法と対応づけて理解しましょう。
解説
パスワードは「本人しか知らない知識」によって本人確認(認証)を行う仕組みです。したがって、①推測されにくいこと、②本人以外に知られないこと、の2つが崩れると意味を失います。
各選択肢を攻撃手法に対応づけて判断しましょう。誕生日や名前は、SNSなどから得た個人情報で推測されます。短い・単純なパスワードは、全ての組み合わせを機械的に試す総当たり攻撃や、辞書の単語を試す辞書攻撃で破られます。そして使い回しは、あるサービスから漏れたIDとパスワードの一覧を他のサービスでも試すパスワードリスト攻撃の被害に直結します。1か所の漏えいが全アカウントの乗っ取りに連鎖するのが使い回しの怖さです。付せんでパソコンに貼るのは、そもそも「本人しか知らない」という前提を自ら壊す行為です。
正しい管理は「長く・複雑に(推測対策)・サービスごとに別々に(リスト攻撃対策)」の3点です。さらに、パスワード(知識)に加えてスマートフォンへの確認コード(所持)や指紋(生体)を組み合わせる多要素認証を併用すれば、パスワードが漏れても侵入されにくくなります。
共通テストでは「適当なもの/適当でないものを選べ」の形式で頻出です。「使い回し→リスト攻撃」「単純→総当たり・辞書攻撃」「誕生日→推測」という危険と攻撃の対応を覚えておけば即答できます。
選択肢の確認
1.× 誕生日や名前はSNSなどの個人情報から推測されやすい。
2.× 使い回しは1か所の漏えいが全サービスに連鎖するパスワードリスト攻撃の標的になる。
3.○ 適切。長い・複雑・サービスごとに別々、が管理の原則。
4.× 誰でも見られる場所への記録は「本人しか知らない」前提を壊し機密性を損なう。
ここだけは覚えよう
長く・複雑に・使い回さない+多要素認証 — 使い回しと来たらパスワードリスト攻撃、と対応づけて答える。