NW-S28情報Ⅰ 対策問題

情報通信ネットワーク思考・計算

1台のサーバがWebサービス(ポート443)とメールサービスを同時に提供できる理由として正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

ポート番号によるサービスの多重化 を問う問題です。「IP=住所、ポート=部屋番号」のモデルで理解しましょう。

解説

IPアドレスはコンピュータ(機器)そのものを特定しますが、1台のサーバの中では、Webサーバのプログラムやメールサーバのプログラムなど、複数のサービスが同時に動いています。届いたデータをどのプログラムに渡すかを仕分けるのがポート番号です。

マンションに例えると、IPアドレスが「建物の住所」、ポート番号が「部屋番号」です。住所だけでは建物までしか届きませんが、部屋番号があれば正しい住人に渡せます。パケットのヘッダには宛先IPアドレスと宛先ポート番号の両方が書かれており、「住所+部屋番号」で配達先が一意に決まる仕組みです。

主なサービスには決まった番号(ウェルノウンポート)が割り当てられています。HTTPSは443、HTTPは80、SMTP(メール送信)は25など。だから同じサーバ宛てでも、443番宛てはWebサービスへ、25番宛てはメールサービスへと正しく振り分けられます。

この仕組みが分かると、ファイアウォールの「使わないポートを閉じる」という対策の意味も理解できます。共通テストでは、ポート番号の役割の説明や、IPアドレスとの役割の違いを問う形で出題されます。

選択肢の確認

1.○ ヘッダのポート番号で、どのサービス(プログラム)への通信かを仕分けている。
2.× IPアドレスは固定のままで複数のサービスを提供できる。変える必要はない。
3.× 電源の系統はデータの仕分けとは無関係。
4.× 偶然ではなく、ポート番号という明確な仕組みがある。

ここだけは覚えよう

IP=住所、ポート=部屋番号 — 443はHTTPS。番号で仕分けるから1台で何役もこなせる。

関連問題

NW-S27NW-S29