NW-S22|情報Ⅰ 対策問題
パリティチェックで2ビットが同時に誤った場合に検出できない理由として正しいものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
パリティの限界の理由 を問う問題です。「偶奇が元に戻る」仕組みを自分の言葉で説明できるようにしましょう。
解説
パリティチェックは「1の個数の偶奇」だけを見る検査です。1ビットが反転(0⇄1)すると、1の個数は1増えるか1減るかするので偶奇が必ず入れ替わり、約束と食い違って誤りを検出できます。
ところが2ビットが同時に反転すると、偶奇は2回入れ替わって元に戻ってしまいます。例えば1が4個(偶数)のデータで2ビットが誤ると、1の個数は6個・4個・2個のいずれかになり、どれも偶数のまま。受信側の検査では「約束どおり」に見えて、誤りを見逃してしまうのです。
一般化すると、パリティは奇数個の誤りは検出できるが、偶数個の誤りは検出できない仕組みです。この限界を超えるには検査情報を増やします。行と列の2方向にパリティを付ける垂直水平パリティなら、1ビット誤りの位置特定と訂正まで可能になります。
共通テストでは「なぜ2ビットの誤りを検出できないのか」という理由の説明や、「この場合は検出できるか」という場合分けの判断として問われます。「偶奇が2回変わって元通り」という一言で説明できるようにしておきましょう。
選択肢の確認
1.○ 2回の反転で偶奇が元に戻るため、検査をすり抜ける。
2.× パリティビットの個数は方式で決まっており、誤りによって増えたりしない。
3.× 誤りが起きてもデータの長さは変わらない。
4.× 雑音などで2ビットの誤りは実際に起こり得る。
ここだけは覚えよう
パリティは偶数個の誤りを見逃す — 2回反転で偶奇が元通り。検出できるのは奇数個の誤りだけ。