NW-S02|情報Ⅰ 対策問題
偶数パリティを使った通信の誤り検出について、正しい記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
パリティチェックの能力と限界 を問う問題です。「検出はできるが訂正はできない」が核心です。
解説
偶数パリティの通信では、受信側が届いたデータの1の個数を数え直し、偶数のままかを検査します。伝送中に1ビットが反転する(0と1が入れ替わる)と1の個数の偶奇が必ず変わるため、ルール違反として誤りの存在に気づくことができます。
ただし、偶奇が合わないと分かっても「どのビットが化けたのか」までは特定できません。位置が分からなければ直しようがないので、訂正はできず、送信側に再送してもらうのが基本の対処です。
さらに、2ビットが同時に誤ると偶奇が2回変わって元に戻るため、検査では正常に見えてしまい検出できません。一方、パリティビット自体が化けた場合も全体の偶奇が崩れるので、きちんと誤りとして検出されます。まとめると「奇数個の誤りの検出だけができる」仕組みです。
共通テストでは「検出できる/訂正できる」「1ビット/2ビット」を入れ替えた選択肢で理解を試すのが定番です。「検出は○・訂正は×・2ビット同時は見逃す」の3点セットで整理しておきましょう。
選択肢の確認
1.○ 誤りの存在は分かるが位置は分からない。パリティの能力の正確な説明。
2.× 位置を特定できないため訂正は不可能。訂正には垂直水平パリティなどが必要。
3.× 2ビット同時の誤りは偶奇が元に戻るため検出できない。
4.× パリティビット自体の誤りも偶奇を変えるので、検査に影響し検出される。
ここだけは覚えよう
パリティは検出のみ・訂正不可 — 1ビットの誤りは見つかるが位置は不明。2ビット同時は見逃す。