KM-01|情報Ⅰ 対策問題
試作問題 第1問 問2 データの通信において、受信したデータに誤りがないか確認する方法の一つにパリティチェックがある。この方法では、データにパリティビットを追加してデータの誤りを検出する。ここでは、送信データの1の個数を数えて、1の個数が偶数ならパリティビット0を、1の個数が奇数ならパリティビット1を送信データに追加して通信することを考える。例えば、図1に示すように送信データが「01000110」の場合、パリティビットが1となるため、パリティビットを追加したデータ「010001101」を送信側より送信する。 受信側では、データの1の個数が偶数か奇数かにより、データの通信時に誤りがあったかどうかを判定できる。この考え方でいくと、どのようなことがいえるか。最も適当なものを選べ。

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正解: 2
正答
2
問題の整理
パリティビットとは、通信の誤りを見つけるためにデータへ1ビット追加する仕組みです。「全体の1の個数が必ず偶数になる」ようにビットを付け足しておくと、受信側は1の個数を数えるだけで異常に気づけます。この仕組みでできることとできないことの線引きが問われています。
解き方
具体例で考えます。データ「1010」に1が2個(偶数)なので、パリティビット0を足して「10100」を送るとします。
- 1ビットが化けた場合: たとえば「10110」と届くと、1の個数が3個(奇数)になります。「偶数のはずが奇数だ → どこかが化けた」と検出できます。
- どのビットかは分かるか: 1の個数という「合計の情報」しか見ていないので、5つのビットのどれが化けたのかは特定できません。特定できない以上、修復(訂正)もできません。
- パリティビット自身が化けたら: これも1の個数の偶奇を変えるので、同じように検出できます。「パリティビットの誤りだけは分からない」ということはありません。
- 2ビットが同時に化けたら: 偶奇が元に戻ってしまい(奇数+奇数=偶数)、検出できません。
まとめると「1ビットの誤りは検出できるが、場所は分からない(訂正もできない)。2ビット同時は検出すらできない」——これが選択肢2です。
選択肢の確認
1.× パリティビット自身の誤りも偶奇の変化として検出できる。
2.○ 検出のみ可能で、位置の特定は不可能。
3.× 1の個数の情報だけでは位置までは分からない。
4.× 2ビットの誤りは偶奇が元に戻るため検出できない。
ここだけは覚えよう
パリティチェック=1ビットの誤りの検出専用 — 場所の特定・訂正・2ビット誤りの検出はできない。