KM-05|情報Ⅰ 対策問題
試作問題 第2問A 問3 太郎さんは、二次元コード化する文字列とセルのサイズ(大きさ)、誤り訂正のレベル(復元能力)、画像ファイル形式を指定すると二次元コードの画像が作成できるWebアプリケーションを使い、二次元コード化する文字列の長さと誤り訂正のレベルによってどのようにセルの縦と横の数が変化するか調べることにした。そこで、試しに英小文字(a〜z)で構成する文字列の文字数をいろいろ変えて二次元コードを作成したところ、表1のようになった。表中のn×nはそれぞれセルの縦と横の数を表している。 なお、この作成ツールではセルの縦と横の数は自動的に最適な数に調整される。また、復元能力の値(%)が大きいほど誤りを訂正する能力が高いことを表し、例えば、復元能力30%は、二次元コードの面積の最大30%が読み取れなくてもデータを復元できることを意味する。 この表1の結果から考えられることとして適当なものを選べ。

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正解: 1
正答
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問題の整理
二次元コード(QRコード)は、埋め込む文字数が多いほど、また復元能力(汚れても読み取れるようにする誤り訂正の強さ)が高いほど、多くのセル(白黒のマス)が必要になります。表1は、条件を変えて実際に作ったコードのサイズを記録した実験結果です。実験表から規則性を正しく読み取れるかが問われています。
解き方
表のセル数の変化を行ごとに追います。
- 復元能力7%の行: 文字数15→20→30→40に対して、サイズは 21→25→25→29。20文字と30文字で同じ25になっています。
- 復元能力30%の行: 29→29→33→37。こちらも15文字と20文字が同じ29です。
- つまりサイズは文字数に比例して滑らかに増えるのではなく、「この範囲の文字数ならこのサイズ」という段階的な増え方をしています。これが選択肢1の内容です。
「比例」なら文字数が増えるたびに必ずサイズも増えるはずですが、同じサイズにとどまる区間があるので比例ではありません。また、同じ文字数で比べると30%の行は7%の行より常に大きく、復元能力を上げると誤り訂正用のデータが余分に必要になることも表から読み取れます。
選択肢の確認
1.○ 同サイズにとどまる区間があり、段階的に増えている。
2.× 比例なら20→30文字で必ず増えるはずだが、同じ25のまま。
3.× 文字数が増えるとサイズも増える関係は明確にある。
4.× 同じ文字数でも30%の方が大きい(例: 15文字で21対29)。
ここだけは覚えよう
実験表は「段階的か・比例か」を数字で確かめる — 同じ値にとどまる区間があれば比例ではない。