SO-S29情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決思考・計算

二次元コードの「誤り訂正のレベル(復元能力)」を高く設定して作成したときの変化として、最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

二次元コードの復元能力とデータ量の関係(試作問題 第2問Aと同型)です。「冗長なデータを足すから大きくなる」という因果を理解しましょう。

解説

二次元コード(QRコード)には誤り訂正の仕組みが組み込まれています。これは、元のデータに加えて訂正用の冗長な(余分な)データを埋め込んでおき、コードの一部が汚れや破損で読めなくても、残りから元のデータを計算で復元できるようにする技術です。復元能力にはレベルがあり、高いレベル(例: 30%まで復元可能)ほど多くの訂正用データが必要になります。

ここから正解までの筋道は、1. 復元能力を高くする → 2. 訂正用の冗長データが増える → 3. 埋め込む情報の総量が増える → 4. 同じ文字数でも、より多くのセル(白黒のマス)が必要になり、コードの縦横のセル数が多くなる傾向がある、という因果の連鎖です。

つまりここには「復元能力(汚れへの強さ)」と「コードの大きさ(データ量)」のトレードオフがあります。汚れやすい場所に貼るなら復元能力の高い大きめのコード、印刷スペースが小さいなら復元能力を抑えた小さめのコード、と目的に応じて選ぶわけです。なお、復元能力が高いほど汚れに「強く」なる(弱くなるのではない)こと、収録できる文字数には規格上の上限があることも確認しておきましょう。

試作問題では、復元能力とセル数の関係を表から読み取らせる形で出題されました。「訂正能力を上げる=冗長データを足す=コードが大きくなる」の因果を押さえておけば、表がなくても判断できます。

選択肢の確認

1.○ 訂正用の冗長データが増えるため、同じ文字数でもセル数は多くなる傾向がある。
2.× 逆。冗長データが増えるのだからセル数は減らない。
3.× 復元能力が高いほど汚れ・破損に強くなる。
4.× 収録できる文字数の上限はセル数の規格で決まっており、無制限ではない。

ここだけは覚えよう

復元能力を上げる=訂正用の冗長データを足す=コードは大きくなる — 汚れへの強さとコードの大きさはトレードオフ。

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