NW-K16|情報Ⅰ 対策問題
受信データの誤りを検出するために、データに付加される検査用のビットを何というか。
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正答
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この問題のポイント
パリティビット(誤り検出の仕組み) を問う問題です。仕組みと限界(何ができて何ができないか)まで問われる頻出テーマです。
解説
通信の途中では、ノイズなどの影響でビットが反転(0が1に、1が0に)してしまうことがあります。そこで、誤りが起きたことを受信側で見つけられるように、データに検査用の1ビットを追加します。これがパリティビットです。
代表的な偶数パリティの手順は次の通りです。
- 送信側は、データ中の「1」の個数を数える。
- 1の個数が偶数になるように、パリティビットを0か1に決めて付け加える(例: データが1011なら1が3個で奇数なので、パリティビットは1にして合計を4個=偶数にする)。
- 受信側は、受け取った全体の1の個数を数え、奇数になっていたら「どこかで誤りが起きた」と分かる。
重要なのは限界です。パリティチェックで分かるのは「誤りがあったこと」だけで、どのビットが誤ったかは分からず、訂正もできません。また、2ビットが同時に反転すると1の個数の偶奇が元に戻ってしまうため、偶数個の誤りは検出できません。誤りを見つけたら再送してもらうのが基本です。
共通テストでは、具体的なビット列に対して「パリティビットは0か1か」を答えさせる計算型と、「検出はできるが訂正はできない」「2ビット誤りは見逃す」という限界を突く知識型の両方が出ます。
選択肢の確認
1.○ 誤り検出のためにデータへ付加する検査用ビットがパリティビット。
2.× スタートビットはデータ送信の開始を知らせる合図のビット。誤り検出用ではない。
3.× 符号ビットは2進数で数の正負を表すビット。
4.× フラグメントは分割されたデータの断片のことで、検査用ビットではない。
ここだけは覚えよう
パリティビット=1の個数の偶奇で誤りを検出 — 検出のみで訂正は不可。偶数個の誤りは見逃す。