SO-S35|情報Ⅰ 対策問題
スマートフォンで撮影した写真をSNSに投稿するとき、個人の特定につながる情報として注意すべきものはどれか。
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正答
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この問題のポイント
写真投稿と位置情報のリスク を問う問題です。「見えない情報」と「見えている情報」の2経路から特定リスクを考えます。
解説
スマートフォンで撮影した写真には、画像そのもののほかに、撮影日時・使用機種・撮影場所の緯度経度(ジオタグ)などの**メタデータ(Exif情報)**が自動的に埋め込まれることがあります。メタデータは画面に見えないため、本人が気づかないまま「どこで撮ったか」を発信してしまう危険があります。
個人が特定される経路は2つに整理できます。第一は「見えない情報」=ジオタグです。多くのSNSは投稿時に位置情報を自動削除しますが、設定や投稿方法(画像ファイルをそのまま送る場合など)によっては残ります。第二は「見えている情報」=写り込みです。背景の建物・電柱の住所表示・制服・マンホールのデザインなど、写真に写ったものを手がかりに撮影場所や生活圏が推定されます。瞳に映った風景から自宅を特定されたという事件も実際に起きています。
投稿前のチェック手順は、1. カメラの位置情報記録の設定を確認する(必要なければオフ) → 2. 背景に場所を特定できるものが写り込んでいないか見直す → 3. 自宅周辺・通学路など生活圏の写真は特に慎重に扱う、の3点です。
共通テストでは「個人の特定につながる情報はどれか」という形で問われます。ファイルサイズ・縦横比・シャッター音のような無関係な属性と、ジオタグ・写り込みという特定リスクを区別できるようにしておきましょう。
選択肢の確認
1.○ ジオタグ(見えないメタデータ)と写り込み(見えている手がかり)が特定リスクの2経路。
2.× ファイルサイズから場所は分からない。
3.× シャッター音は投稿データに残らない。
4.× 縦横比は場所の特定と無関係。
ここだけは覚えよう
特定の経路は「ジオタグ」と「写り込み」の2つ — 位置情報設定の確認と背景の見直しをしてから投稿する。