KM-63|情報Ⅰ 対策問題
令和8年度追・再試験 第2問A 問2 授業の中で、SNSに投稿する写真に関する注意点の説明があった。Mさんは、今までにSNSに投稿した内容を確認したところ、コーヒーショップ前で他の人たちが写り込んでいる写真(図1)を撮影して投稿したことがあった。この写真の投稿について、あ〜うのどの権利を侵害する可能性があるか。当てはまる権利を過不足なく含むものを選べ。 あ.著作者人格権 い.肖像権 う.実用新案権

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正解: 1
正答
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問題の整理
他人が写り込んだ写真の投稿で、どの権利が問題になり得るかを判定します。3つの権利の中身を確認しましょう。
- 著作者人格権: 著作物を作った人の、公表するかどうかを決めたり氏名表示を求めたりする権利
- 肖像権: 自分の顔や姿を、勝手に撮影・公表されない権利
- 実用新案権: 物品の形状や構造の考案(アイデア)を保護する産業財産権
解き方
写真に他の人たちが写り込んでいて、それを本人の同意なくSNSで公開しています。写った人には自分の姿を勝手に公表されない肖像権があるので、これを侵害する可能性があります → 「い」該当。
著作者人格権はどうでしょうか。この写真の著作者は撮影したMさん自身です。自分の著作物を自分で公表しているだけなので、誰の著作者人格権も侵害しません → 「あ」非該当。
実用新案権は物品の構造のアイデアを守る権利で、写真の投稿とは無関係です → 「う」非該当。
よって該当するのは「い(肖像権)」のみです。「写真=著作権の問題」と反射的に考えず、誰が作ったものか・誰が写っているかを分けて考えるのがポイントです。
選択肢の確認
1.○ 写り込んだ人の肖像権のみが問題になり得る。
2.× 撮影者は自分なので著作者人格権の侵害はない。
3.× 「あ」は該当しない。
4.× 実用新案権は物品の考案の保護で無関係。
ここだけは覚えよう
写り込みは肖像権 — 写真の著作権は撮影者のもの。写った人には肖像権がある。