SO-S01|情報Ⅰ 対策問題
SNSやメール、Webサイトを利用する際の注意や判断として、適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
SNS利用の適切な判断(試作問題 第1問 問1と同型)です。「絶対」「必ず」と言い切る選択肢に注意して読み解きましょう。
解説
SNSやメールでは、画面の向こうにいる相手が本当に本人かどうかを直接確かめる手段がありません。アカウントの乗っ取り(不正ログインして本人になりすます)や、そっくりの偽アカウントの作成は、家族や親友の名前でも起こり得ます。だからこそ「信頼している相手でも、なりすましの可能性を頭の片隅に置く」のが適切な姿勢です。お金や個人情報が絡む頼み事が来たら、電話など別の手段で本人確認するのが実践的な対処です。
誤りの選択肢を判断する手順も確認しましょう。まず「即座に返信しなければならない」— 通信にそのような義務はなく、むしろ「急がせる」のは詐欺の典型的手口です。次に「匿名なら特定されない」— 投稿にはIPアドレスなどの記録が残り、プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求で投稿者が特定され得ます。最後に「非公開グループなら安全」— メンバーの誰かがスクリーンショットを撮って転載すれば、情報の複製性・残存性により一瞬で外部へ広がります。
つまりこの問題の判断軸は、①相手の本人性は保証されない、②ネット上に完全な匿名も完全な非公開もない、の2点です。
共通テストでは、このように「常識的に正しい慎重な態度」が1つと、「絶対」「必ず」「〜れば問題ない」と言い切る誤答が3つ並ぶ形式が頻出です。断定的な表現はまず疑ってかかりましょう。
選択肢の確認
1.○ 適切。乗っ取りや偽アカウントによるなりすましは、信頼関係のある相手との間でも起こり得る。
2.× 即時返信の義務はない。「急がせる」のは冷静な判断を奪う詐欺の常套手段でもある。
3.× 匿名投稿もIPアドレスの記録や発信者情報開示請求により、技術的・法的に特定され得る。
4.× 非公開でもメンバーによる転載・スクリーンショットで流出する。ネットに完全な非公開はない。
ここだけは覚えよう
ネットに「完全な匿名」も「完全な非公開」もない — なりすましは信頼相手でも起こり得ると考えて行動する。