DA-K11情報Ⅰ 対策問題

データの活用用語

データの中で、他の値から極端に離れた値を何というか。

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この問題のポイント

外れ値(極端に離れた値) を問う問題です。欠損値との区別と、扱い方の考え方が問われます。

解説

外れ値とは、データの中で他の値から極端に離れた値のことです。例えばクラスの通学時間がほとんど10〜40分の中で1人だけ180分といった値が外れ値です。値そのものは存在している(記録されている)点が、値が欠けている欠損値との違いです。

外れ値がやっかいなのは、平均値や相関係数といった統計量に大きな影響を与えるからです。たった1つの外れ値で平均が大きくずれたり、相関係数の値が変わったりします(中央値や四分位範囲は影響を受けにくい)。そのため、分析の前に外れ値がないかを確認するのが基本です。

外れ値と判定する基準には代表的なものが2つあります。①箱ひげ図を使い「四分位範囲(IQR)の1.5倍を超えて箱から離れた値」、②「平均から標準偏差の2倍(または3倍)以上離れた値」。共通テストでもこうした基準を与えて外れ値を判定させる問題が出ています。

注意したいのは、外れ値=誤りとは限らないことです。入力ミスなら修正・除外しますが、実際に起きた特異な値なら、それ自体が重要な情報かもしれません。機械的に消すのではなく、原因を確かめてから扱いを決める、という姿勢が問われます。

選択肢の確認

1.○ 他の値から極端に離れた値は外れ値。
2.× 欠損値は値そのものが記録されていない(欠けている)こと。「離れた値がある」外れ値とは逆に「値がない」状態。
3.× 代表値は平均値・中央値・最頻値など、分布を要約する値の総称。
4.× 理論値は理論や計算から導かれる値のことで、実測データの異常を指す用語ではない。

ここだけは覚えよう

極端に離れた値=外れ値、記録がない=欠損値 — 外れ値は平均や相関係数を大きく動かす。原因を確認してから扱う。

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