DE-K21情報Ⅰ 対策問題

コミュニケーションと情報デザイン用語

標本化した値を、あらかじめ決めた段階の中で最も近い値に割り当てる操作を何というか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

量子化(段階値への割り当て) を問う問題です。

解説

量子化は、音のデジタル化3段階「標本化→量子化→符号化」の第2段階です。標本化で取り出した波の高さの値は、そのままでは無限に細かい連続値です。そこで、あらかじめ決めた有限の段階のうち、最も近い値に割り当て(丸め)ます。これが量子化です。

段階の細かさを決めるのが量子化ビット数です。8ビットなら2の8乗=256段階、音楽CDの16ビットなら2の16乗=65536段階に丸めます。ビット数を増やすほど元の波形に忠実になりますが、データ量は増えます。

丸める以上、実際の値と割り当てた段階値との間には必ずズレが生じます。これが量子化誤差です。ビット数を増やせば誤差は小さくできますが、ゼロにはできません。「デジタル化は本質的に近似である」ことを示す重要な概念です。

共通テストでは、3段階の名前と操作の対応を入れ替えた選択肢や、波形のグラフを見て「この操作はどの段階か」を答える形式が定番です。「時間方向(横軸)に区切る=標本化、値(縦軸)を丸める=量子化」と、どちらの軸の話かで見分けるのがコツです。

選択肢の確認

1.○ 標本化した値を最も近い段階値に割り当てる操作=量子化。
2.× 標本化は一定の時間間隔で値を取り出す第1段階。
3.× 変調は信号を伝送に適した形へ変える操作で、デジタル化の段階ではない。
4.× 圧縮はデータ量を減らす処理で、デジタル化の手順そのものではない。

ここだけは覚えよう

量子化=値を段階に丸める(縦軸)。標本化=時間で区切る(横軸) — ビット数が多いほど忠実、誤差は必ず残る。

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