DE-S19|情報Ⅰ 対策問題
非常口の案内をデザインするとき、ピクトグラムを使う利点として最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
ピクトグラムの利点(言語に依存しない伝達) を問う問題です。抽象化という情報デザインの手法と結びつけて理解しましょう。
解説
ピクトグラムとは、伝えたい内容を単純な形と色に抽象化した絵記号のことです。非常口の「走る人」、トイレの人型マーク、車いすマークなどが代表例で、駅・空港・競技場のような多様な人が集まる場所で広く使われています。
最大の利点は、文字を使わないため、言語の異なる人・文字が読めない子ども・とっさに文章を読む余裕がない人にも、意味が直感的に伝わることです。特に非常口のような緊急時の案内は、一瞬で理解できることが命に関わるため、ピクトグラムが最適です。
ただし万能ではありません。「何時から何時まで」「どんな条件のとき」のような細かい条件や手続きは、絵記号では正確に表せず、文章の方が向いています。「瞬時・直感=ピクトグラム、正確・詳細=文章」という得意分野の対比で覚えましょう。また、ピクトグラムもデザインの著作物であり得るので「著作権が発生しない」は誤りです。
共通テストでは、ピクトグラムの利点を選ばせる問題のほか、「抽象化・構造化・可視化」という情報デザインの3手法の例としてどれに当たるかを問う形でも出ます。ピクトグラムは抽象化の代表例、と対応づけておきましょう。
選択肢の確認
1.○ 言語に依存せず直感的に伝わることが、ピクトグラム最大の利点。
2.× 細かい条件や詳細な情報を正確に伝えるのは文章の得意分野。
3.× ピクトグラムにもデザインの流行や規格の改定はある。
4.× ピクトグラムのデザインにも著作権は発生し得る。自由に改変してよいわけではない。
ここだけは覚えよう
ピクトグラム=抽象化された絵記号。言語の壁を越えて瞬時に伝わる — 詳細・正確さが必要なら文章と使い分け。