DE-S38情報Ⅰ 対策問題

コミュニケーションと情報デザイン思考・計算

外国人観光客向けに「飲食禁止」を伝えるピクトグラムを作る。デザインの考え方として最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

ピクトグラム設計(抽象化と共通ルール) を問う問題です。「誰に・何を」から設計の条件を逆算します。

解説

受け手は外国人観光客なので、日本語はもちろん、特定の言語に頼った表現は使えません。言語の壁を越えるには、絵記号だけで意味が伝わるピクトグラムが必要です。ここまでが問題設定の分析です。

ピクトグラム設計の基本は3つあります。①対象を特徴だけに抽象化する——食べ物・飲み物なら「フォークとコップ」のような単純な形に削ぎ落とします。②共通の視覚ルールに従う——「禁止」は赤い円に斜線、という世界的に通用する約束を使えば、初めて見る人にも意味が推測できます。③視認性を確保する——太い線と高いコントラストで、遠くから・小さくても判別できるようにします。

誤りの選択肢はこの3原則の逆です。長い説明文の書き込みは言語依存で外国人に伝わらず、写実的で細かいイラストは小さく表示するとつぶれて何の絵か分からなくなり、薄い色の組み合わせはコントラスト不足で注意を引けません。

共通テストでは、ピクトグラムやサインの「良い設計・悪い設計」を判断させる事例問題として出ます。「抽象化されているか・共通ルールに従っているか・遠くから見えるか」の3点で選択肢を検査しましょう。

選択肢の確認

1.○ 単純な形への抽象化+禁止の斜線という共通ルールで、言語に頼らず伝わる適切な設計。
2.× 日本語の説明文は言語依存で、外国人観光客という受け手に伝わらない。
3.× 写実的で細かい絵は縮小するとつぶれ、瞬時の判別を妨げる。
4.× 薄い色はコントラスト不足。禁止表示は赤系の高コントラストが原則。

ここだけは覚えよう

ピクトグラム設計=抽象化+共通ルール(禁止は赤丸に斜線)+高コントラスト — 文字に頼らず伝える。

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