KM-50情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ令和8年度 本試験

令和8年度本試験 第4問 問2 Tさんは、各年の開花日に関する経験則として、次の二つの仮説があることを見つけた。仮説1(400度の法則): 2月1日からの各日の平均気温の和が400を超えると開花する。仮説2(600度の法則): 2月1日からの各日の最高気温の和が600を超えると開花する。 Tさんは、各観測点で2月1日からの平均気温の和が初めて400を超えた日を400度開花推定日、2月1日からの最高気温の和が初めて600を超えた日を600度開花推定日とし、同じ年の開花日(実際の開花日)と合わせて、表2にまとめた。次に、実際の開花日を基準にして、開花推定日が早ければ負の値、遅ければ正の値、一致していれば0として、400度開花推定日と実際の開花日との差(400度開花差)、ならびに600度開花推定日と実際の開花日との差(600度開花差)を計算し、表3にまとめた。 表2より、名古屋の400度開花推定日は3月19日、600度開花推定日は3月16日、実際の開花日は3月17日である。名古屋の400度開花差【 エ 】と600度開花差【 オ 】の組合せとして正しいものを選べ。

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正解: 1

正答

1

問題の整理

「開花差」の定義を正確に読み取る問題です。

  • 基準は実際の開花日
  • 推定日が実際より早ければ負遅ければ正、一致なら0

つまり、開花差 = (推定日) − (実際の開花日) という引き算だと考えれば機械的に計算できます。名古屋のデータは: 400度開花推定日=3月19日、600度開花推定日=3月16日、実際の開花日=3月17日です。

解き方

  1. 400度開花差: 推定日3月19日は、実際の3月17日より2日遅い → 19 − 17 = +2
  2. 600度開花差: 推定日3月16日は、実際より1日早い → 16 − 17 = −1

よって「400度開花差=2、600度開花差=−1」です。

典型的なミスは符号の向きの取り違えです。「実際の開花日から見て推定日がどちらにあるか」ではなく、うっかり「推定日から見て実際がどちらか」と考えると符号が全部逆になります。「(比べたいもの) − (基準)」の形に固定して覚えておくと迷いません。

もう1つ読み取れることがあります。開花差の絶対値が小さいほど推定が当たっていた、ということです。名古屋では |−1| < |+2| なので、600度の法則(最高気温の合計)の方が400度の法則(平均気温の合計)より実際に近い予測でした。「符号=ずれの向き、絶対値=ずれの大きさ」と2つの情報を分けて読むのがポイントです。

選択肢の確認

1.○ 遅い→正(+2)、早い→負(−1)。定義どおり。
2.× 符号が両方逆(基準の向きを取り違えている)。
3.× 600度推定日は実際より早いので負になる。
4.× 数値と法則の対応が入れ替わっている。

ここだけは覚えよう

差は「(比べたいもの) − (基準)」に固定 — 符号=ずれの向き、絶対値=ずれの大きさ。

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