KM-83情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ令和7年度 本試験

令和7年度本試験 第1問 インターネットで情報をやり取りする際、発信者が本人であることを確認するためにデジタル署名が利用できる。また、デジタル署名を用いると、その情報が【 ア 】を確認できる。 空欄アに入る最も適当なものを選べ。

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正解: 2

正答

2

問題の整理

デジタル署名は、公開鍵暗号の技術を応用した「電子的なハンコ」です。確認できることは2つに限られます。

  1. 本人性: この情報を作ったのは確かに本人か(なりすましでないか)
  2. 完全性: 送信後に内容が改ざんされていないか

問題文が1つ目(本人確認)をすでに挙げているので、空欄に入るのは2つ目です。

解き方

仕組みを簡単に追うと、送信者は文書から要約(ハッシュ値)を計算し、自分の秘密鍵で暗号化して署名として添付します。受信者は送信者の公開鍵で署名を復号し、自分で計算した要約と比べます。途中で1文字でも書き換えられていれば要約が一致しなくなるので、改ざんの有無を検出できるのです。

他の選択肢が誤りの理由も明確です。デジタル署名には複製を防ぐ機能はありません(署名つきデータもコピーはできる)。通信の経路を記録する仕組みでもありません。そして「盗聴されていないか」——盗聴(内容を見られること)を防ぐのは暗号化の役割で、署名の役割ではありません。「署名=本人+改ざん検出、暗号化=盗聴対策」という役割分担は、セキュリティ分野で最も問われる区別です。

選択肢の確認

1.× 署名にコピーを防ぐ機能はない。
2.○ 要約の照合で改ざんを検出できる。
3.× 経路の記録は署名の機能ではない。
4.× 盗聴を防ぐのは暗号化の役割。

ここだけは覚えよう

デジタル署名=本人確認+改ざん検出 — 盗聴対策(暗号化)と混同しない。

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