KM-84|情報Ⅰ 対策問題
令和7年度本試験 第1問 近年、128ビットで構成されるIPアドレスが利用されるようになった理由の一つとして最も適当なものを選べ。
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正解: 3
正答
3
問題の整理
IPアドレスはインターネット上の機器を区別する「住所」です。従来のIPv4は32ビットで、表せるアドレスは 2^32 ≒ 約43億個。128ビットのIPv6では 2^128 ≒ 約340澗(かん)個——事実上無限のアドレスが使えます。ビット数を増やした目的を問う問題です。
解き方
「nビットで区別できるのは2^n通り」という原則から考えます。世界人口だけで約80億人、さらにスマートフォン・パソコンに加えて、IoT(モノのインターネット)により家電・センサー・自動車まであらゆる機器がインターネットに直接つながる時代になり、43億個のIPv4アドレスは枯渇してしまいました。接続する機器の数の爆発に対応するためにアドレスの桁数(ビット数)を増やした——これが128ビット化の理由です。
他の選択肢は、IPアドレスの「個数」と無関係の話です。有線か無線かはアドレスの長さと関係なく、通信の速さや容量はアドレスではなく回線・プロトコルの性能の話。漢字ドメイン名はDNSの仕組み(国際化ドメイン名)で実現されるもので、IPアドレスのビット数とは関係ありません。「ビット数を増やす=表せる数を増やす」という一点に結びつく選択肢を選びます。
選択肢の確認
1.× 有線・無線の別はアドレスの長さと無関係。
2.× データ容量は回線や規格の話で、アドレス数とは別。
3.○ 機器の増加→アドレス不足→ビット数を増やして解決。
4.× ドメイン名の文字種はDNS側の仕組みの話。
ここだけは覚えよう
IPv4=32ビット(約43億)、IPv6=128ビット — ビット数を増やす目的は「表せる数を増やす」こと。