KM-87情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ令和7年度 本試験

令和7年度本試験 第1問 チェックディジットは、書籍のISBNコードなどで数字の入力ミスを検出するためなどに利用されている。ここでは、5桁の数字(N5 N4 N3 N2 N1)の利用者IDに、チェックディジット1桁(C)を加えた6桁の識別番号(N5 N4 N3 N2 N1 C)を考える。チェックディジットの生成方法として、図の【生成方法A】【生成方法B】の2種類を考える。なお、いずれの生成方法も、Rが0の場合は、チェックディジットを0とする。 ある利用者IDが「22609」の場合にチェックディジットを計算すると、生成方法Aでは「1」になり、生成方法Bではいくつになるか。

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正解: 3

正答

3

問題の整理

チェックディジットとは、番号の末尾に付ける「検算用の1桁」です。入力された番号から同じ計算をして末尾と一致しなければ「入力ミスがあった」と分かります。書籍のISBNコードやバーコードで実際に使われている仕組みです。ここでは指定された手順を正確に実行します。

ID「22609」の桁の対応は、左から N5=2, N4=2, N3=6, N2=0, N1=9 です。

解き方

生成方法Bの手順を1つずつ実行します。

  1. 奇数桁(N5, N3, N1)を3倍: N5=2→6、N3=6→18、N1=9→27
  2. 偶数桁(N4, N2)はそのまま: N4=2、N2=0
  3. すべて足す: 6 + 18 + 27 + 2 + 0 = 53
  4. 10で割った余りR: 53 ÷ 10 = 5 余り 3 → R=3
  5. C = 10 − R: 10 − 3 = 7

よってチェックディジットは7です。

ミスしやすいのは、(a) 3倍した値18や27を「1+8」「2+7」のように桁ごとに足してしまう(この方式ではそのまま足す)、(b) 奇数桁と偶数桁を取り違える、(c) 最後の「10−R」を忘れてRのまま答える、の3点です。手順書どおりに機械的に実行する力が問われています。

なお、桁ごとに重みを変える(3倍と1倍)のがこの方式の工夫で、単純な合計(生成方法A)では見抜けない「隣どうしの桁の入れ替えミス」も検出できることがあります。

選択肢の確認

1.× 3はRの値。最後に10から引くのを忘れている。
2.× 4は「2倍」で計算した場合の値(36→R=6→4)。
3.○ (2+6+9)×3 + 2+0 = 53 → R=3 → C=7。
4.× 9は単純合計(方法A: 19→R=9→1)とも異なる誤り。

ここだけは覚えよう

チェックディジット=末尾の検算桁 — 手順(3倍→合計→余り→10から引く)を1ステップずつ確実に。

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