SO-K04情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決用語

著作者の許諾なく利用できる「引用」の条件として適切でないものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

引用の要件(主従関係・明瞭区別・出所明示) を問う問題です。「適切でないもの」を選ぶ問題なので、正しい条件を全部知っている必要があります。

解説

著作物を使うには原則として著作者の許諾が必要ですが、著作権法は例外として、一定の条件を満たせば許諾なしで使える引用を認めています。レポートで他人の文章の一部を根拠として示す、といった文化の発展に必要な利用を保障するためです。

正当な引用と認められる条件は、①公表された著作物であること、②自分の文章が「」で引用部分が「」であること(量・質ともに自分の文章が中心)、③引用部分をかぎかっこや字下げで明確に区別すること、④出所(著者名・書名・URLなど)を明示すること、⑤引用する必然性があり必要最小限であること、です。

この問題は選択肢2が「引用部分が主」と主従を逆にしています。引用部分の方が多い文章は、もはや自分の著作物ではなく「転載」であり、許諾が必要になります。共通テストでは、この問題のように条件の一部を逆にした選択肢(主従の逆転、「出典は不要」など)を混ぜて「適切でないものを選べ」と問うのが定番パターンです。条件を1つずつ○×判定できるようにしておきましょう。

選択肢の確認

1.× 正しい条件。出典の明示は引用の必須条件。
2.○ 誤った記述。正しくは自分の文章が「主」、引用部分が「従」。
3.× 正しい条件。かぎかっこ等でどこが引用か明確に区別する。
4.× 正しい条件。未公表の著作物は引用できない。

ここだけは覚えよう

引用は「自分が主・引用が従」+区別+出典明示 — 主従が逆の選択肢はワナ。

関連問題

SO-K03SO-K05