SO-S14|情報Ⅰ 対策問題
学校の授業でレポートに他人の文章を使うとき、著作権法上の「引用」として適切な使い方はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
引用の適切な実践 を問う問題です。引用の4要件をチェックリストとして事例に当てはめます。
解説
引用とは、自分の文章の中で他人の著作物の一部を、許諾なしに使える例外規定(著作権法32条)です。ただし無条件ではなく、①主従関係(自分の文章が主役で、引用部分は補助)、②明瞭区別(かぎかっこや字下げで自他の文章をはっきり区別)、③出所明示(著者名・書名・URLなどの出典を書く)、④必要最小限(目的に必要な範囲だけ使う)、の要件を満たす必要があります。
事例の判断手順は、この4要件をチェックリストにして1つずつ確認することです。正解の選択肢は「自分の考察が主体(①)・かぎかっこで区別(②)・出典を明記(③)・必要な部分だけ(④)」と、4要件をすべて満たしています。
誤答は要件のどれが欠けているかで切れます。「出典を書けば大半をコピーしてよい」は、出所明示(③)だけ満たして主従関係(①)が逆転しているため引用と認められません。「少し言い換えれば出典不要」も誤りで、言い換え(パラフレーズ)しても他人の考えを使うなら出典表示が必要です。黙って使えば**盗用(剽窃)**という不正行為になります。「ネットの文章は自由に使える」も誤りで、Web上の文章にも著作権があります。
共通テストでは、レポート作成の場面で「引用として適切なもの」を選ばせる形が典型です。「出典さえ書けば何でもOK」型の引っかけが定番なので、4要件をセットで思い出しましょう。
選択肢の確認
1.○ 主従関係・明瞭区別・出所明示・必要最小限の4要件をすべて満たす。
2.× 大半のコピーは主従関係が逆転しており、出典を書いても引用と認められない。
3.× 言い換えても他人の考えを使えば出典表示が必要。黙って使えば盗用(剽窃)。
4.× ネット上の文章も著作物として保護される。
ここだけは覚えよう
引用の4要件=主従・区別・出典・最小限 — 「出典さえ書けばよい」は引っかけ。4つ全部そろって初めて引用。