SO-S13|情報Ⅰ 対策問題
セキュリティ対策の記述として適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
セキュリティ対策と3要素の対応(令和8年度本試験 第1問と同型)です。「どの対策が何を守るか」の対応づけで解きます。
解説
情報セキュリティの3要素は、機密性(許可された人だけが情報にアクセスできる)・完全性(情報が改ざん・破壊されていない)・可用性(必要なときにいつでも使える)です。共通テストでは、具体的な対策がこの3要素のどれを高めるかを対応づける問題が定番です。
バックアップ(データの複製を別の場所に保存しておくこと)は、機器の故障や、データを人質に身代金を要求するランサムウェアの被害に遭っても、複製からデータを復元して使い続けられるようにする対策です。「必要なときに使える状態を保つ」ので、高めるのは可用性です。
誤答の判断も対応づけで行います。公開されているWebサイトの閲覧は誰にでも許可された正当なアクセスで、違法ではありません(違法なのはIDやパスワードで制限されたシステムへの不正な侵入=不正アクセス)。ファイアウォールは、ネットワークの出入り口で通信を監視し外部からの不正アクセスを遮断する仕組みで、無線LANの電波の盗聴は防げません。盗聴対策は通信の暗号化(WPA2/WPA3)です。通信速度はセキュリティと無関係です。
「バックアップ→可用性」「暗号化・アクセス制御→機密性」「デジタル署名・改ざん検知→完全性」という対応表を作って覚えると、この型の問題は即答できます。
選択肢の確認
1.○ 適切。バックアップは故障・ランサムウェア被害後もデータを使えるようにする可用性の対策。
2.× 公開サイトの閲覧は誰にでも許可された正当なアクセスで適法。
3.× 無線の盗聴対策は通信の暗号化(WPA2/WPA3)。ファイアウォールの役割は不正アクセスの遮断。
4.× 通信速度とマルウェア対策は無関係。
ここだけは覚えよう
バックアップ=可用性、暗号化=機密性、改ざん検知=完全性 — 対策と3要素の対応表で答える。