PE6-021|公共・政治経済 対策問題
貨幣(通貨)の機能についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
財の価値をはかる価値尺度、取引を仲立ちする交換手段、価値を蓄える価値貯蔵手段などの機能を持つ
この問題のポイント
貨幣の三大機能を問う基本問題。価値尺度・交換手段・価値貯蔵手段の3つを挙げられるかがカギ。
解説
貨幣(通貨)には、主に3つの機能がある。
- 価値尺度: 財・サービスの価値を価格という共通の物差しで表す
- 交換(流通)手段: 物々交換の不便を解消し、取引を仲立ちする。代金の支払いに使われる支払手段の機能も含まれる
- 価値貯蔵手段: 富をためておき、将来の購入にあてる
現代の通貨は、日本銀行券・硬貨などの現金通貨と、普通預金・当座預金などの預金通貨からなる。実は経済全体では、口座振替などで決済される預金通貨の方が現金より量が多い。
また、現在の日本銀行券は金との交換が保証されない不換紙幣であり、その価値は国の信用と通貨管理によって支えられている(管理通貨制度)。
ひっかけポイント
「金と交換できるから価値がある」は金本位制の説明で、現代には当てはまらない。預金通貨も通貨に含まれる点も頻出。
選択肢の確認
①「預金通貨は通貨には含まれず、現金だけが通貨とされる」
❌ 誤り。
通貨には現金通貨だけでなく普通預金・当座預金などの預金通貨も含まれ、量では預金通貨の方が多い。
②「財の価値をはかる価値尺度、取引を仲立ちする交換手段、価値を蓄える価値貯蔵手段などの機能を持つ」
✅ 正しい。
正解。貨幣には財の価値をはかる価値尺度、取引を仲立ちする交換手段、富をためる価値貯蔵手段という三大機能がある。
③「貨幣の機能は商品と交換する機能ただ一つである」
❌ 誤り。
貨幣の機能は交換手段だけでなく、価値尺度・価値貯蔵手段などを含む複数の機能がある。
④「現代の紙幣は金と交換できることでその価値が保証されている」
❌ 誤り。
金と交換できる兌換紙幣は金本位制の仕組みであり、現代の日本銀行券は金と交換されない不換紙幣である。
覚えるポイント
- 貨幣の三大機能は価値尺度・交換手段・価値貯蔵手段
- 通貨=現金通貨+預金通貨(預金通貨の方が多い)
- 現代の紙幣は不換紙幣
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。