WT8-B21|歴史総合・世界史探究 対策問題
ルネサンス期の芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの作品として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
「最後の晩餐」
この問題のポイント
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品を問う。ルネサンス三大巨匠とボッティチェリの作品対応の入れ替えを見抜く文化史の基本問題。
解説
前提として、14〜16世紀のイタリアでは、ギリシア・ローマの古典文化を模範に人間性の解放をめざすルネサンスが栄え、メディチ家などの富豪が芸術家を保護した。
レオナルド・ダ・ヴィンチは「最後の晩餐」(ミラノの修道院の壁画)と「モナ・リザ」を描いた。絵画のみならず解剖学・工学・天文学にも通じ、ルネサンスの理想である「万能人」の典型とされる。
他の作品は作者が異なる。
- 「ダヴィデ像」・システィナ礼拝堂天井画=ミケランジェロ
- 「ヴィーナスの誕生」「春」=ボッティチェリ
- 聖母子像・「アテネの学堂」=ラファエロ
三大巨匠(レオナルド・ミケランジェロ・ラファエロ)とボッティチェリの作品対応は、図版付きで問われることも多い。
ひっかけポイント
作者と作品の組合せ入れ替えが最頻出。特にシスティナ礼拝堂天井画をレオナルドの作とする誤りが定番で、正しくはミケランジェロである。
選択肢の確認
①「「ダヴィデ像」」
❌ 誤り。
「ダヴィデ像」はミケランジェロがフィレンツェで制作した大理石彫刻であり、作者が異なる。
②「システィナ礼拝堂天井画」
❌ 誤り。
システィナ礼拝堂天井画もミケランジェロの作品で、「天地創造」の場面で知られる。
③「「ヴィーナスの誕生」」
❌ 誤り。
「ヴィーナスの誕生」はメディチ家の保護を受けたボッティチェリの作品である。
④「「最後の晩餐」」
✅ 正しい。
「最後の晩餐」はレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノの修道院に描いた壁画で、「モナ・リザ」と並ぶ代表作である。彼は解剖学や工学にも通じた万能人の典型とされる。
覚えるポイント
- レオナルド=最後の晩餐・モナ・リザ、万能人
- ミケランジェロ=ダヴィデ像・システィナ礼拝堂天井画
- ボッティチェリ=ヴィーナスの誕生
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。