WT9-K17歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究D 諸地域の結合・変容(2) 世界市場の形成と諸地域の結合

バロック美術を代表する画家と作品の組合せとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

ベラスケス・「ラス・メニーナス(女官たち)」

この問題のポイント

バロック美術の代表を問う。ベラスケスのラス・メニーナスという対応と、様式の時代順(ルネサンス→バロック→ロココ)が核心。

解説

前提として、美術様式はおおよそ、ルネサンス(15〜16世紀・調和と均整)→バロック(17世紀・劇的で豪華)→ロココ(18世紀・優美と装飾)の順に移り変わった。
17世紀のバロック美術は、光と影の強烈な対比、躍動感、豪華絢爛さを特徴とし、絶対王政の宮廷やカトリック教会の権威の演出と結びついた。

  • ベラスケス:スペイン宮廷画家。「ラス・メニーナス(女官たち)」
  • ルーベンス:フランドルの巨匠
  • レンブラント:オランダ。「夜警」
    建築ではヴェルサイユ宮殿がバロックの頂点で、ルイ14世の絶対王政の舞台装置だった。
    他の選択肢は時代が異なる。「モナ・リザ」はルネサンス、「印象・日の出」は19世紀印象派、「ゲルニカ」は20世紀のピカソの作品である。

ひっかけポイント
様式と世紀と代表作の3点対応(ルネサンス15〜16世紀・バロック17世紀・ロココ18世紀)の入れ替えが定番。バロック=絶対王政の美術という政治との対応も問われる。

選択肢の確認

①「ベラスケス・「ラス・メニーナス(女官たち)」」
正しい。
17世紀のバロック美術は光と影の劇的な対比と豪華さを特徴とし、スペイン宮廷画家ベラスケスの「ラス・メニーナス」がその代表作である。

②「レオナルド・ダ・ヴィンチ・「モナ・リザ」」
誤り。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」は16世紀初めのルネサンス美術の作品であり、バロックではない。

③「モネ・「印象・日の出」」
誤り。
モネの「印象・日の出」は19世紀後半の印象派の作品で、2世紀ほど時期が下る。

④「ピカソ・「ゲルニカ」」
誤り。
ピカソの「ゲルニカ」は1937年、スペイン内戦での都市爆撃を主題とした20世紀の作品である。

覚えるポイント

  • バロックは17世紀、光と影の劇的対比
  • ベラスケス=ラス・メニーナス、レンブラント=夜警
  • ヴェルサイユ宮殿はバロック建築の頂点

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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