BK-SUCCESSION-04|生物基礎 対策問題
樹種PとQの実生の相対成長量を測定した。強光下ではPが12、Qが7、弱光下ではPが1、Qが5だった。森林の林冠が発達して林床が暗くなったとき、最も適切な予想はどれか。
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正解: 3
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、林冠形成後は林床が弱光になることを踏まえ、強光での最大成長量ではなく弱光条件でのP・Qの成長量を比較するという手順で判定する。
正解の根拠
「弱光下でも比較的大きく成長できるQが更新しやすくなる」
弱光条件でQの成長量がPより大きいので、林冠下でも実生が生育しやすく、林冠形成後に更新しやすい種と判断できる。
誤答の理由
- 「強光下でPの値が大きいため、林冠発達後もPがQより更新しやすい」:Pが強光下でよく成長しても、林冠形成後の林床は弱光なので、その優位を林床での更新可能性へそのまま当てはめられない。
- 「Qの弱光下での値は、光よりもPとの競争によって大きくなった」:資料は光条件と成長量の関係を示しているだけで、競争相手を除去・追加する操作はないため、Qの弱光下の値をPとの競争だけで説明できない。
- 「林冠が発達すると葉の反射で林床光が増え、Pの強光下の成長が再現される」:林冠が発達すると上層の葉が光を吸収するため、一般に林床へ届く光は増えるのではなく減少する。
覚えるポイント
必ず覚える:林冠形成後は林床が弱光になることを踏まえ、強光での最大成長量ではなく弱光条件でのP・Qの成長量を比較する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:遷移後期の更新を問うときは、成木の強光下の最大成長ではなく、林床の弱光下で純生産を保てるかに注目する。