BI-BEHAVIOR-04|生物 対策問題
小動物は乾燥区では速く、湿潤区では遅く移動したが、各区内で移動方向に偏りはなかった。時間がたつと湿潤区に多く集まった。この行動の説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 4
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、各区内で移動方向に偏りがない一方、乾燥区では速く湿潤区では遅いという速度差から、湿潤区で滞在時間が長くなる仕組みを考えるという手順で判定する。
正解の根拠
「湿度に応じて移動速度が変わる走動性(キネシス)により、湿潤区へ蓄積した」
湿度の方向へ向きを選ぶのではなく、湿潤区で移動速度が下がって退出しにくくなる走動性により、時間とともに湿潤区へ個体が蓄積する。
誤答の理由
- 「各個体が湿潤方向を選んで直進する正の走性により、区内で方向の偏りがなくても湿潤区へ移動した」:正の走性なら各個体の移動方向が湿潤側へ偏るはずだが、資料では各区内に方向の偏りがないため、湿潤方向への直進で説明できない。
- 「移動速度は両区で同じだが、乾燥区で方向転換が増えたため蓄積した」:問題文では移動速度が乾燥区と湿潤区で異なると明示され、乾燥区で方向転換が増えたとは示されていないため、条件を置き換えている。
- 「湿潤区の位置を学習した個体が速度を下げ、未学習個体は乾燥区に残った」:湿度に対する短時間の移動速度変化だけが観察され、場所を記憶したか、経験によって行動が持続的に変わったかを示すデータはない。
覚えるポイント
必ず覚える:各区内で移動方向に偏りがない一方、乾燥区では速く湿潤区では遅いという速度差から、湿潤区で滞在時間が長くなる仕組みを考える。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:走性は刺激源に対する移動の向き、走動性(キネシス)は刺激強度に応じた速度・方向転換頻度の変化。最終分布だけでなく移動軌跡を確認する。