BI-BIOMOLECULE-04|生物 対策問題
細胞を破砕して分画した。画分Pでは過酸化水素を分解する活性、画分Qでは酸素を使う呼吸とATP合成の活性が高く、Qからは環状DNAも検出された。画分Rでは酸性条件で高分子を分解する活性が高かった。Qに多い細胞小器官はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
解き方
Qで高い生命活動と、環状DNAの有無という二つの特徴を、各細胞小器官の標準的な働きへ対応させる。
正解の根拠
「ミトコンドリア」
ミトコンドリアは好気呼吸によるATP合成の中心で、核とは別の環状DNAをもつため、Qの両方の特徴に合う。
誤答の理由
- 「ペルオキシソーム」:ペルオキシソームは過酸化水素の分解などに関わり、Pの特徴に近いが、独自の環状DNAをもたない。
- 「リソソーム」:リソソームは内部の酸性条件で高分子を分解する酵素を含み、Rに対応する。独自DNAはもたない。
- 「ゴルジ体」:ゴルジ体はタンパク質などの修飾・選別に関わるが、好気呼吸の中心でも独自DNAをもつ小器官でもない。
覚えるポイント
細胞分画では、呼吸・光合成・分解などの機能と、膜や独自DNAの特徴を組み合わせて細胞小器官を推定する。
共通テストでの解き方
一つの細かな酵素名に頼らず、複数の観察事実が同時に一致する小器官を選ぶ。