BI-FND-EVO-PHYLO-03|生物 対策問題
遺伝子Pでは種AとBの配列に3か所、遺伝子Qでは種AとCの配列に4か所の違いがあった。遺伝子ごとに変化する速さが異なるとき、この二つの数値だけからAに近縁な種を決められるか。
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正解: 1
解き方
相違数を比べるには、同じ速さで変化するとみなせる同じ遺伝子の対応範囲という共通条件が必要かを確認する。
正解の根拠
「決められない。A―BとA―Cで同じ遺伝子の対応する範囲を比較する必要がある」
PとQでは変化速度が異なり得るため、3と4を直接比較できない。同じ遺伝子の同じ範囲を三種で比べる必要がある。
誤答の理由
- 「決められる。相違数が3のBは、相違数が4のCより必ず近縁である」:3と4は異なる遺伝子で得た値なので、数が小さいことだけでBが近縁とは判断できない。
- 「決められる。遺伝子名が後のアルファベットであるQを比べたCが近縁である」:遺伝子を表す記号のアルファベット順は、生物の近縁性や配列の変化速度を示さない。
- 「決められない。DNA配列はどのような条件でも系統推定に利用できない」:同じ相同な配列を同条件で比較すれば、DNA配列の相違は系統推定の有力な手掛かりになる。
覚えるポイント
分子系統では、同じ分子の対応する範囲を比べるという比較条件の統一が必要である。
共通テストでの解き方
相違数の表では、数値の大小を見る前に、分子の種類と比較範囲が共通かを確認する。