BI-X3-RESPONSE-04生物 対策問題

生物. 生物の環境応答刺激の受容と反応

筋原線維へCa²⁺とATPを加えると収縮した。Ca²⁺があるままATPだけを除くと、ミオシン頭部がアクチンから離れにくくなった。ATPの役割として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

解き方

ATPを除いたときに起こった変化を読み、ATPがあるときに可能になる逆向きの過程を考える。

正解の根拠

「ミオシンをアクチンから解離させ、次の収縮周期へ進める」

ATPがミオシンへ結合するとアクチンから離れ、ATPの分解で次の力発生へ備えるため、収縮の反復が可能になる。

誤答の理由

  • 「アクチンの遺伝情報を保存する」:遺伝情報はDNAに保存される。ATPは筋収縮でエネルギーを受け渡す物質であり、アクチンの遺伝物質ではない。
  • 「Ca²⁺を筋タンパク質へ変換する」:Ca²⁺は調節タンパク質へ作用して収縮を可能にするが、筋タンパク質へ物質変換されるわけではない。
  • 「筋収縮を永久に停止させる」:ATPは収縮周期を進めるために必要で、永久停止させる物質ではない。

覚えるポイント

骨格筋の収縮では、Ca²⁺がアクチンとミオシンの相互作用を可能にし、ATPが結合・解離を繰り返す周期を進める。

共通テストでの解き方

『ATPなし=収縮しない』だけでなく、『結合したまま離れにくい』という観察から、ATPが必要な段階を特定する。

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