BI-X4-BEHAVIOR-04生物 対策問題

生物. 生物の環境応答動物の行動

縄張りの餌量を増やすと防衛個体は増えたが、さらに高密度にすると侵入者排除時間が増え、防衛を放棄する個体も増えた。最も適切な説明はどれか。

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正解: 3

解き方

縄張り防衛で得る餌の独占利益と、見回り・闘争・採食時間減少などの防衛費用を、餌量と侵入者密度の各段階で比べる。

正解の根拠

「資源利益と防衛コストの差が縄張り行動を決める」

餌が増えると独占利益が大きくなって防衛が有利になるが、高密度で侵入者排除費用が利益を上回ると放棄が有利になるという費用便益モデルに合う。

誤答の理由

  • 「餌量が多ければ防衛は必ず無限に強まる」:実際にはさらに高密度で放棄個体が増えたため、餌が多いほど防衛が際限なく強まるという単調な説明は結果に反する。
  • 「侵入者密度はコストにならない」:侵入者密度の上昇とともに排除時間が増えたことは、侵入者対応が時間・エネルギーを使う防衛コストである直接的な手掛かりである。
  • 「縄張り行動は環境に依存しない」:餌量と個体密度を変えると防衛の有無が変わったので、縄張り行動は固定的ではなく環境条件に応じて変わる。

覚えるポイント

最適行動は利益そのものではなく『利益−費用』を最大にする行動である。資源が少なすぎても、侵入圧が高すぎても縄張り防衛は割に合わなくなり得る。

共通テストでの解き方

各条件で利益と費用を別々に増減で書き、正味利益が正になる範囲を選ぶ。単に『餌が多いほど防衛』と一変数だけで決めない。

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