BI-X4-PHYLOGENY-04生物 対策問題

生物. 生物の進化生物の系統と進化

ヒトの腕、クジラの胸びれ、コウモリの翼は、外形や働きが異なるが、上腕骨・前腕骨・手の骨の基本的な配置が共通する。この観察が支持する考えはどれか。

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正解: 4

解き方

器官の「現在の働き」と「内部の基本構造」を分け、基本構造の共通性が何を示すか考える。

正解の根拠

「共通祖先がもっていた構造が、異なる環境と機能に応じて変化した」

基本的な骨格配置を共有する相同器官は、共通祖先に由来し、分岐後に異なる機能へ適応したと考えられる。

誤答の理由

  • 「同じ働きをする器官は必ず同じ骨格配置をもつ」:同じ機能でも異なる起源から生じた相似器官があり、機能だけで骨格配置は決まらない。
  • 「骨格の共通性は系統関係と無関係である」:相同器官は共通祖先を推定する系統学的根拠の一つである。
  • 「クジラやコウモリは現生のヒトから直接進化した」:三者は共通祖先から分岐したのであり、現生種の一つが他の直接の祖先とは限らない。

覚えるポイント

相同器官は基本構造と起源が共通し、機能は異なり得る。相似器官は機能が似ていても起源が異なる。

共通テストでの解き方

外形だけでなく、骨の対応関係など変化しにくい基本構造を読む。「現生種Aが現生種Bになった」という直線的な説明は避ける。

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