KO8-044|公共・倫理 対策問題
日本の社会保障制度の4つの柱の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生
この問題のポイント
日本の社会保障の4部門の組合せを問う。それぞれの仕組みの違い(保険方式か税方式か)まで理解しておきたい。
解説
日本の社会保障制度は、憲法25条の生存権(健康で文化的な最低限度の生活を営む権利)を具体化するもので、4つの柱から成る。
社会保険は、あらかじめ保険料を出し合い、病気・老齢・失業などの際に給付を受ける仕組みで、年金・医療・介護・雇用・労災の5種類がある。社会保障の中心的な部門である。
公的扶助は、生活に困窮する人に生活保護法に基づき最低限度の生活を保障する仕組みで、費用は**全額公費(税)**でまかなわれる。
社会福祉は、児童・高齢者・障害者・ひとり親家庭など、支援を必要とする人々に施設やサービスを提供する仕組みである。
公衆衛生は、感染症予防や上下水道の整備など、国民全体の健康を守る活動で、保健所が中心を担う。「保険料を財源とする社会保険」と「税を財源とする残り3部門」という財源の違いが、次の学習の鍵になる。
ひっかけポイント
生命保険(民間)を紛れ込ませる選択肢が定番。4本柱はすべて公的な仕組みであり、民間保険は含まれない。
選択肢の確認
①「社会保険・公的扶助・学校教育・公衆衛生」
❌ 誤り。
学校教育は教育制度であり社会保障の部門ではない。正しくは社会福祉が入る。
②「社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生」
✅ 正しい。
正解。日本の社会保障は社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生の4部門から成り、憲法25条の生存権を具体化している。
③「社会保険・生命保険・社会福祉・公衆衛生」
❌ 誤り。
生命保険は民間の任意保険であり、公的な社会保障の4本柱には含まれない。
④「公的扶助・雇用対策・環境保全・防災」
❌ 誤り。
雇用対策・環境保全・防災は社会保障の4部門ではない。公的扶助以外の3つが誤っている。
覚えるポイント
- 4本柱=社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生
- 憲法25条の生存権が制度の根拠
- 社会保険は保険料方式、公的扶助は全額公費
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。