RN4-015公共・倫理 対策問題

倫理A 人間としての在り方生き方(3) キリスト教とイスラーム

イスラームの五行についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

信仰告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼の五つで、礼拝は1日5回メッカの方角に向かって行われる

この問題のポイント

五行の五項目と、それぞれの具体的内容(回数・時期・対象)を問う問題。数字と固有名詞の対応がカギ。

解説

五行は、ムスリムに課される五つの基本的な実践義務である。

  • 信仰告白(シャハーダ):「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドは神の使徒である」と唱える
  • 礼拝(サラート)1日5回、聖地メッカの方角に向かって祈る。金曜にはモスクでの集団礼拝が行われる
  • 断食(サウム)ラマダーン月の日中、飲食を断つ。貧者の飢えを知り、連帯を確かめる意味を持つ
  • 喜捨(ザカート):財産の一部を貧しい人々のために差し出す。共同体の相互扶助の制度である
  • 巡礼(ハッジ):一生に一度、可能ならばメッカのカーバ神殿に巡礼する
    これらの義務はすべての信徒に平等に課され、日々の生活そのものを信仰で満たす仕組みとなっている。断食や喜捨のように、恵まれない人々への共感と共同体の連帯を育む意味を持つ点も重要である。

ひっかけポイント
六信との入れ替えが最頻出。また礼拝の回数(1日5回)、断食の時期(ラマダーン月の日中)、巡礼地(メッカ)の細部も問われる。

選択肢の確認

①「座禅・読経・写経・托鉢・作務の五つの修行を行うことである」
誤り。
誤答理由: 座禅・読経・托鉢などは仏教(特に禅宗)の修行であり、イスラームの実践義務ではない。

②「信仰告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼の五つで、礼拝は1日5回メッカの方角に向かって行われる」
正しい。
正解。五行は信仰告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼の五つの義務であり、礼拝は1日5回メッカの方角に向かって行われる。

③「神・天使・啓典・預言者・来世の五つを信じることである」
誤り。
誤答理由: 神・天使・啓典・預言者・来世は信じる対象である六信の項目であり、実践義務である五行との入れ替えを狙った選択肢である。

④「洗礼・堅信・聖体・告解・終油の五つの秘跡を受けることである」
誤り。
誤答理由: 洗礼や聖体などの秘跡はカトリックのキリスト教の儀礼であり、イスラームの五行とは別の宗教の制度である。

覚えるポイント

  • 五行=信仰告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼
  • 礼拝は1日5回メッカに向かう
  • 断食はラマダーン月、巡礼は一生に一度メッカへ

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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