RN6-017公共・倫理 対策問題

倫理B 西洋近現代思想(2) 科学革命と合理論・経験論

ベーコンが取り除くべきだとした4つのイドラ(偏見・先入観)の組合せとして最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

種族のイドラ・洞窟のイドラ・市場のイドラ・劇場のイドラ

この問題のポイント

ベーコンの4つのイドラの名称を問う基本問題。種族・洞窟・市場・劇場という4つの組合せを正確に覚えているかが問われる。

解説

ベーコンは、正しい知識に到達するには、人間の心に巣くう偏見や先入観、すなわち**イドラ(幻影)**をまず取り除かなければならないと説き、これを4種類に分類した。

  • 種族のイドラ: 人間という種族に共通する、感覚の錯覚など人間本性に根ざす偏見
  • 洞窟のイドラ: 個人の性格・環境・教育などから生じる、個人に固有の偏見
  • 市場のイドラ: 人々の交わりの中で、言葉の不適切な使用から生じる偏見
  • 劇場のイドラ: 伝統的な学説や権威を、舞台の上の芝居のように無批判に信じ込むことから生じる偏見
    イドラを除去したうえで、観察と実験によって集めた事実から一般法則を導く帰納法を用いることが、自然の正しい認識への道だとされた。

ひっかけポイント
4つの名称はそのまま問われることが多い。「権威のイドラ」「言語のイドラ」など内容を言い換えた架空の名称に置き換える選択肢に注意。

選択肢の確認

①「自然のイドラ・社会のイドラ・歴史のイドラ・書物のイドラ」
誤り。
誤答理由: 自然・社会・歴史・書物という分類は架空のものである。権威や学説への盲信は劇場のイドラ、言葉の偏見は市場のイドラという。

②「種族のイドラ・洞窟のイドラ・市場のイドラ・劇場のイドラ」
正しい。
正解。ベーコンが挙げた4つのイドラは、種族のイドラ・洞窟のイドラ・市場のイドラ・劇場のイドラである。

③「感覚のイドラ・理性のイドラ・信仰のイドラ・習慣のイドラ」
誤り。
誤答理由: 感覚・理性・信仰・習慣という分類はベーコンのものではない。正しくは種族・洞窟・市場・劇場の4つである。

④「種族のイドラ・国家のイドラ・家族のイドラ・個人のイドラ」
誤り。
誤答理由: 種族以外の国家・家族・個人という名称は実在しない組合せである。個人に由来する偏見は洞窟のイドラと呼ばれる。

覚えるポイント

  • イドラ=正しい認識を妨げる偏見・先入観
  • 種族・洞窟・市場・劇場の4種類
  • イドラの除去と帰納法が学問の出発点

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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