KZ-R7HB-05地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験(旧地理B)

表は、1次エネルギー自給率(100%未満か100%以上か)と1人当たり1次エネルギー供給量(2トン未満か2トン以上か)により、日本とP〜R(オーストラリア、ブラジル、ベトナムのいずれか)を分類したものである。表の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R7HB-05の問題図版
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正解: 2

正解

日本は1人当たり供給量が2トン以上と多いのに自給率が100%未満であり、エネルギーの多くを輸入に頼る消費国であることが読み取れる

この問題のポイント

自給率と1人当たり供給量という2軸の分類表から、各国のエネルギー面での立場を読み取る問題。

解説

1次エネルギーは石炭・石油・天然ガス・水力など、加工前のエネルギーを指す。自給率は供給量に占める国内生産量の割合であり、100%以上なら輸出余力があり、100%未満なら輸入に依存していることを意味する。
表で日本は、1人当たり供給量2トン以上・自給率100%未満の欄にある。エネルギーを大量に消費する先進国でありながら、国内に資源が乏しく、石油・石炭・天然ガスのほぼ全量を輸入に頼る日本の立場がそのまま表れている。日本のエネルギー自給率は約1割にとどまる。
Rは供給量2トン以上・自給率100%以上で、大量に消費しつつ輸出余力も持つ資源国、すなわちオーストラリアにあたる。Qは供給量が少なく自給率100%以上のブラジルPは供給量が少なく自給率も100%未満のベトナムである。
2つの指標を掛け合わせることで、消費水準と資源の有無を同時に読み取れる。

ひっかけポイント
「先進国だから自給率も高い」という思い込みを突く表である。消費の多さ(供給量)と資源の有無(自給率)は別の軸として読む。

選択肢の確認

①「Pは1人当たり供給量が2トン以上の欄に分類されている」
誤り。
誤答理由: Pは1人当たり供給量2トン未満の行に分類されている。2トン以上の行にあるのは日本とRである。

②「日本は1人当たり供給量が2トン以上と多いのに自給率が100%未満であり、エネルギーの多くを輸入に頼る消費国であることが読み取れる」
正しい。
正解。日本は供給量2トン以上・自給率100%未満の欄にあり、大量に消費しながら資源を輸入に頼る国であることが表から読み取れる。

③「日本は自給率100%以上の欄に分類されており、エネルギーを輸出する余力がある」
誤り。
誤答理由: 表で日本は自給率100%未満の列に置かれている。日本のエネルギー自給率は約1割にすぎない。

④「Rは自給率100%未満かつ1人当たり供給量2トン未満の欄に分類されている」
誤り。
誤答理由: Rは自給率100%以上かつ供給量2トン以上の欄にあり、輸出余力を持つ資源国オーストラリアにあたる。

覚えるポイント

  • 自給率100%以上は輸出余力のある資源国
  • 日本は供給量が多く自給率約1割の輸入依存国
  • 2軸の分類表は行と列の意味を先に確認する

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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