KZ-R6HB-10地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 本試験(地理B)

表は、日本、カナダ、ベトナム(カ〜ク)とチリにおける1人1日当たりのたんぱく質供給量を肉、魚、大豆、牛乳別に示す。表の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R6HB-10の問題図版
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正解: 3

正解

カは肉と牛乳によるたんぱく質供給量が多いことから酪農や肉類の消費が盛んなカナダ、キは魚と大豆が多いことから日本と考えられる

この問題のポイント

たんぱく質の供給源の構成から各国の食文化を判別する統計問題。肉・乳=欧米型、魚・大豆=東アジア型という対応が軸。

解説

何からたんぱく質をとるかは、その国の食文化を数値で映し出す。
は肉が31.6g、牛乳が17.2gと、動物性の供給が突出して多い。牧畜と酪農の伝統を持つ欧米型の食生活であり、カナダと判断できる。チリも肉が31.0gと多く、牛肉や鶏肉の消費が盛んなラテンアメリカの食生活を示す。
は魚が16.7gと4か国で最も多く、大豆も8.2gと際立つ。魚介類と、豆腐・みそ・しょうゆなど大豆製品を組み合わせてきた日本の伝統的な食文化の型である。
は魚が11.2gと多い一方で牛乳が2.0gと少ない。米と魚を主体とし、乳製品の利用が伝統的に少ない東南アジアのベトナムにあたる。
総量では4か国に大差がないのに、内訳が大きく異なる点が重要で、風土・宗教・歴史が食生活を形づくることを示す好例である。

ひっかけポイント
総量の比較と項目別の比較を混同しない。判別の決め手は「魚・大豆の多さ=日本」「肉・牛乳の多さ=欧米型」という構成比の型である。

選択肢の確認

①「キは肉によるたんぱく質供給量がカを上回っている」
誤り。
誤答理由: キの肉は17.6gで、カの31.6gを下回っている。

②「クは牛乳によるたんぱく質供給量が4か国の中で最も多い」
誤り。
誤答理由: クの牛乳は2.0gで4か国中最も少ない。最も多いのは17.2gのカである。

③「カは肉と牛乳によるたんぱく質供給量が多いことから酪農や肉類の消費が盛んなカナダ、キは魚と大豆が多いことから日本と考えられる」
正しい。
正解。カは肉31.6gと牛乳17.2gが多い欧米型のカナダ、キは魚16.7gと大豆8.2gが際立つ日本の食文化の型である。

④「カは魚によるたんぱく質供給量が4か国の中で最も多い」
誤り。
誤答理由: カの魚は5.4gで多くない。魚が最も多いのは16.7gのキである。

覚えるポイント

  • 肉・牛乳中心は欧米型(カナダ・チリ)
  • 魚・大豆中心は日本の伝統的食文化
  • ベトナムは魚が多く乳製品が少ない

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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