KZ-R6HB-09|地理総合・地理探究 対策問題
図の凡例にあるBRICSと世界の大都市圏に関する知識として最も適切なものはどれか。

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正解: 3
正解
人口1,000万人を超えるメガシティは近年アジアやアフリカなどの発展途上地域で増加しており、デリーやラゴスなどが代表例である
この問題のポイント
メガシティの定義と分布の変化、BRICSの意味という都市・経済の基本用語を問う。
解説
メガシティ(巨大都市)は、一般に人口1,000万人を超える都市圏を指す。20世紀半ばにはニューヨークや東京など先進国の都市が中心だったが、現在ではアジア・アフリカ・ラテンアメリカの発展途上地域に多数が分布し、その数は増え続けている。デリー・ダッカ・カイロ・ラゴス・サンパウロなどが代表例で、東京圏は世界最大級の都市圏だが人口はすでに頭打ちである。
BRICSは、2000年代に高い経済成長を遂げたブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ共和国の頭文字をとった呼び名である。これらの国々では、工業化とサービス経済化に伴って都市への人口集中が急速に進み、上海・ムンバイ・サンパウロのような巨大都市圏が成長した。図でBRICSの都市圏が先進国より速い人口増加を示すのは、この経済成長の反映である。
都市人口の重心が先進国から新興国・途上国へ移ったことは、現代の都市化を理解する上での大前提となる。
ひっかけポイント
メガシティの基準(1,000万人)を小さな数字にすり替える選択肢に注意。BRICSは新興5か国であり先進国の集まりではない。
選択肢の確認
①「メガシティとは人口10万人以上の都市を指す用語である」
❌ 誤り。
誤答理由: メガシティの目安は人口1,000万人超であり、10万人という基準は桁違いに小さい。
②「BRICSとは、ヨーロッパの先進5か国を指す呼び名である」
❌ 誤り。
誤答理由: BRICSはブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカという新興5か国の呼び名であり、ヨーロッパの先進国ではない。
③「人口1,000万人を超えるメガシティは近年アジアやアフリカなどの発展途上地域で増加しており、デリーやラゴスなどが代表例である」
✅ 正しい。
正解。メガシティは人口1,000万人超の都市圏で、現在はデリーやラゴスなど発展途上地域での増加が著しい。
④「メガシティは現在、ヨーロッパに最も多く分布している」
❌ 誤り。
誤答理由: 現在のメガシティはアジア・アフリカ・ラテンアメリカに多く、ヨーロッパはロンドン・パリ級にとどまる。最多という記述は誤りである。
覚えるポイント
- メガシティ=人口1,000万人超の都市圏
- 現在のメガシティは発展途上地域に多い(デリー・ラゴスなど)
- BRICS=ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。