KZ-R7T-11地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験

図が題材とする都市への人口集中に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R7T-11の問題図版
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正解: 3

正解

人口や機能が第2位以下の都市を大きく引き離して首位の都市に集中する都市はプライメートシティと呼ばれ、バンコクやジャカルタが代表例である

この問題のポイント

プライメートシティ(首位都市)の定義と代表例、一極集中がもたらす問題の知識を問う。

解説

プライメートシティ(首位都市)は、人口規模で第2位以下の都市を大きく引き離し、国の人口・経済・政治機能が一極集中した都市を指す。
発展途上国の首都に典型的にみられ、タイの
バンコク
、インドネシアのジャカルタ、メキシコのメキシコシティ、ペルーのリマなどが代表例である。バンコクの人口は第2位都市の数十倍に達するとされ、極端な首位性を示す。
集中の背景には、植民地時代からの機能の集積や、政府・企業・教育機関が首都に集まる構造がある。人口が集中しすぎると、交通渋滞・大気汚染・住宅不足・スラムの拡大などの都市問題が深刻化し、地方との格差も広がる。
このためインドネシアは、ジャカルタの過密と地盤沈下を背景に、カリマンタン島への首都移転を進めている。日本の東京も国内では突出した一極集中を示し、首都機能の分散が長年議論されてきた。

ひっかけポイント
プライメートシティの定義を「人口最少の都市」などにすり替える選択肢は初歩的だが、代表例(バンコク・ジャカルタ)との組合せで確実に得点したい。

選択肢の確認

①「首位都市への極端な人口集中は、発展途上国ではみられない現象である」
誤り。
誤答理由: 首位都市への極端な集中はむしろ発展途上国の首都で典型的にみられる現象であり、みられないという記述は逆である。

②「日本では東京への人口や中枢機能の集中は起きていない」
誤り。
誤答理由: 日本では東京圏に人口の約3割と政治・経済の中枢機能が集中しており、一極集中は長年の課題である。

③「人口や機能が第2位以下の都市を大きく引き離して首位の都市に集中する都市はプライメートシティと呼ばれ、バンコクやジャカルタが代表例である」
正しい。
正解。プライメートシティは人口・機能が第2位以下を大きく引き離して集中した首位都市で、バンコクやジャカルタ、メキシコシティが代表例である。

④「プライメートシティとは、国内で人口が最も少ない都市を指す用語である」
誤り。
誤答理由: プライメートシティは人口が最も少ない都市ではなく、突出して大きい第1位の都市を指す。定義が正反対である。

覚えるポイント

  • プライメートシティ=第2位以下を大きく引き離す首位都市
  • バンコク・ジャカルタ・メキシコシティが代表例
  • 一極集中は都市問題と地域格差を深刻化させる

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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