KZ-R7TB-09地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験(旧地理B)

表が題材とする西アジアの宗教と都市に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R7TB-09の問題図版
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正解: 2

正解

エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラームの聖地が集まる都市であり、その帰属をめぐる対立はパレスチナ問題の焦点となってきた

この問題のポイント

西アジアの宗教都市(エルサレム・メッカ)と宗教分布の基本知識を問う。

解説

西アジアはユダヤ教・キリスト教・イスラームという3つの一神教が生まれた地であり、宗教と結び付いた都市が点在する。
エルサレムの旧市街には、ユダヤ教の「嘆きの壁」、キリスト教の聖墳墓教会、イスラームの「岩のドーム」が至近距離に並び、3宗教共通の聖地となっている。このためエルサレムの帰属は、イスラエルとパレスチナの双方が首都と主張して譲らず、パレスチナ問題の最大の争点であり続けてきた。
メッカはサウジアラビア西部に位置するイスラーム最大の聖地で、世界中のムスリムは1日5回メッカの方角へ礼拝し、毎年の巡礼(ハッジ)には数百万人が集まる。イランではなくサウジアラビアにある点に注意したい。
宗教構成をみると、西アジアの多くの国でムスリムが多数派だが、ユダヤ教徒中心のイスラエルや、キリスト教徒がまとまった割合を占めるレバノンのような例外もあり、一様ではない。

ひっかけポイント
メッカの所在国(サウジアラビア)とエルサレムの3宗教聖地という組合せは頻出。聖地と国の対応の入れ替えに注意する。

選択肢の確認

①「西アジアの国々は、いずれもムスリムの割合が9割を超えている」
誤り。
誤答理由: イスラエルはユダヤ教徒が多数でムスリムは2割弱にとどまるなど、西アジアにも例外があり、いずれも9割超という記述は誤りである。

②「エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラームの聖地が集まる都市であり、その帰属をめぐる対立はパレスチナ問題の焦点となってきた」
正しい。
正解。エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラームの聖地が集まる都市で、帰属をめぐる対立はパレスチナ問題の焦点であり続けてきた。

③「エルサレムは仏教とヒンドゥー教の聖地が集まる都市である」
誤り。
誤答理由: エルサレムに聖地を持つのはユダヤ教・キリスト教・イスラームである。仏教・ヒンドゥー教は南アジア・東アジアの宗教で無関係である。

④「イスラーム最大の聖地メッカは、イランの首都近郊に位置している」
誤り。
誤答理由: メッカはサウジアラビア西部にある。イランではない。

覚えるポイント

  • エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラームの聖地
  • メッカはサウジアラビアにあるイスラーム最大の聖地
  • 西アジアにもイスラエルなど非イスラムの国がある

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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