KZ-R7TB-04地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験(旧地理B)

表が題材とする再生可能エネルギーと各国の自然条件に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R7TB-04の問題図版
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正解: 3

正解

デンマークは偏西風を利用した風力発電、ニュージーランドは環太平洋造山帯の火山を利用した地熱発電が盛んである

この問題のポイント

再生可能エネルギーの種類ごとの立地条件と、代表国の対応関係を問う。

解説

再生可能エネルギーは自然条件との結び付きが強く、国ごとの得意分野が明確に分かれる。
風力発電は、安定した強い風が吹く場所に適する。デンマークは国土が平坦で、年間を通じて偏西風が吹き付けるため、陸上と洋上の風力発電を早くから推進し、発電量に占める風力の割合が世界最高水準にある。北海の洋上風力開発の先進国でもある。
地熱発電は、地下のマグマの熱で生じる蒸気を利用するため、火山地帯にしか立地できない。ニュージーランドは環太平洋造山帯に位置する火山国で、北島の火山地帯で地熱発電が行われている。アイスランド・インドネシア・フィリピン・日本なども地熱資源国である。
水力発電は、降水量と地形の落差に恵まれたノルウェーが典型で、発電のほとんどを水力で賄い、原子力発電所は持たない。
このように「風=偏西風帯の平原、地熱=火山国、水力=多雨の山国」という対応で整理できる。

ひっかけポイント
デンマークとノルウェーの取り違えが定番。平坦なデンマークに水力の適地はなく、逆に山がちなノルウェーは風力よりまず水力である。

選択肢の確認

①「地熱発電は、火山のない安定陸塊の国々で最も盛んである」
誤り。
誤答理由: 地熱発電はマグマの熱を利用するため火山地帯にしか立地できない。安定陸塊では成立しない。

②「デンマークは急峻な山岳と豊富な水量に恵まれた水力発電の大国である」
誤り。
誤答理由: デンマークは平坦な低地の国で、水力の適地に乏しい。山岳と水量に恵まれた水力大国はノルウェーである。

③「デンマークは偏西風を利用した風力発電、ニュージーランドは環太平洋造山帯の火山を利用した地熱発電が盛んである」
正しい。
正解。デンマークは平坦な国土と偏西風をいかした風力発電、ニュージーランドは環太平洋造山帯の火山を利用した地熱発電がそれぞれ盛んである。

④「ノルウェーの発電の中心は原子力発電である」
誤り。
誤答理由: ノルウェーは発電のほとんどを水力で賄っており、原子力発電所は持たない。

覚えるポイント

  • 風力は偏西風帯のデンマークが先進国(洋上風力も)
  • 地熱は火山国限定(ニュージーランド・アイスランド・日本など)
  • ノルウェーは水力中心で原子力に依存しない

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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