KZ-R7HB-06地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験(旧地理B)

表のP〜Rに該当するオーストラリア、ブラジル、ベトナムのエネルギー事情に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R7HB-06の問題図版
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正解: 1

正解

オーストラリアは石炭や天然ガスを大量に輸出する資源国で、1次エネルギー自給率は100%を大きく上回る

この問題のポイント

資源大国オーストラリア、水力大国ブラジル、工業化で需要が急増するベトナムという3か国のエネルギー構造の知識を問う。

解説

オーストラリアは、東部の炭田で産出する石炭と、北西部沖などで生産する液化天然ガス(LNG)を大量に輸出する世界有数の資源輸出国である。日本の石炭・LNGの最大級の輸入先でもあり、自給率は100%をはるかに超える。国内の発電は石炭火力が中心で、1人当たりのエネルギー消費も多い。
ブラジルは、アマゾン川などの豊富な水量を利用した
水力発電
が発電量の約6割を占める。さらにサトウキビを原料とするバイオエタノールの生産・利用が進み、再生可能エネルギーの比重が大きい国として知られる。
ベトナムは工業化と生活水準の向上でエネルギー需要が急増し、石炭火力への依存を強めながら、必要な資源の輸入が増えている。経済成長の途上にある国では、需要の伸びに国内生産が追いつかず、自給率が低下する傾向がみられる。

ひっかけポイント
ブラジル=水力・バイオ燃料、オーストラリア=石炭・LNG輸出という対応の入れ替えに注意。資源の流れは「豪州から日本へ」であり逆ではない。

選択肢の確認

①「オーストラリアは石炭や天然ガスを大量に輸出する資源国で、1次エネルギー自給率は100%を大きく上回る」
正しい。
正解。オーストラリアは石炭・LNGの大輸出国で、日本の主要な輸入先でもある。自給率は100%を大きく超える。

②「ブラジルの発電は火力が中心で、水力はほとんど利用されていない」
誤り。
誤答理由: ブラジルは水力発電が発電量の約6割を占める再生可能エネルギー大国である。火力中心という記述は逆である。

③「ベトナムは世界有数の原油輸出国であり、エネルギー自給率は極めて高い」
誤り。
誤答理由: ベトナムは工業化でエネルギー需要が急増し、資源の輸入が増えて自給率が低下している。世界有数の原油輸出国ではない。

④「オーストラリアはエネルギー資源に乏しく、石炭を日本から輸入している」
誤り。
誤答理由: 資源の流れが逆である。オーストラリアは石炭を日本へ輸出する側であり、輸入する側ではない。

覚えるポイント

  • オーストラリアは石炭・LNGの大輸出国
  • ブラジルは水力約6割+バイオエタノールの再エネ大国
  • 新興国は需要急増で自給率が低下しやすい

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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