KZ-R7T-10|地理総合・地理探究 対策問題
図は、A〜C(日本、アメリカ合衆国、インドネシアのいずれか)における人口規模1〜10位の都市圏が国内総人口に占める割合を示す。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 4
正解
Aは第1位の都市圏に国内総人口の約3割が集中しており、第2位以下の都市圏との差が大きいことが読み取れる
この問題のポイント
都市圏の順位別人口割合のグラフから、人口集中の型(一極集中か分散か)を読み取る問題。
解説
このグラフは、横軸に人口規模による都市圏の順位、縦軸に国内総人口に占める割合をとり、国ごとの都市体系の形を比較している。
Aは第1位の都市圏が約30%と突出し、第2位は10%強へ急落する。東京という巨大都市圏へ人口の約3割が集中する日本の型である。東京圏は世界最大級の都市圏であり、第2位の大阪圏との差が大きい。
Bは第1位が10%強で、第2位以下が数%へ急減する型で、首都ジャカルタへの集中がみられるインドネシアにあたる。
Cは第1位が7%前後にとどまり、順位が下がっても割合が緩やかにしか減らない。ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなど複数の大都市圏に人口が分散するアメリカ合衆国の型である。
第1位の突出の度合いと、順位に伴う割合の減り方という2点に注目すれば、都市への人口集中の構造を国際比較できる。
ひっかけポイント
「先進国=分散」とは限らない。日本は先進国だが東京一極集中が極めて強いという例外的な型を示す点が、この図の面白さである。
選択肢の確認
①「Aは第1位から第10位までの都市圏の割合がほぼ等しい」
❌ 誤り。
誤答理由: Aは第1位の約30%から第2位で10%強へ急落しており、各順位がほぼ等しいという読みは図と矛盾する。
②「Cは第1位の都市圏だけで国内総人口の過半を占めている」
❌ 誤り。
誤答理由: Cの第1位都市圏は7%前後にとどまり、過半どころか1割にも満たない。人口が複数の大都市圏に分散するアメリカの型である。
③「Bは第10位の都市圏の割合が第1位よりも高い」
❌ 誤り。
誤答理由: どの国でも順位が下がるほど割合は小さくなっており、第10位が第1位を上回ることはない。
④「Aは第1位の都市圏に国内総人口の約3割が集中しており、第2位以下の都市圏との差が大きいことが読み取れる」
✅ 正しい。
正解。Aは第1位都市圏が約30%と突出し第2位以下との差が大きい。東京圏に総人口の約3割が集中する日本の型である。
覚えるポイント
- 日本は東京圏に総人口の約3割が集中
- アメリカは複数の大都市圏に人口が分散
- 第1位都市圏の突出度で都市体系の型を読む
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。