KZ-R6TB-09地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 追試験(地理B)

図は、アルゼンチン、コロンビア、ボリビア(L〜N)について、アメリカ合衆国、EU、自国以外の南アメリカとの間の輸出入額が各国の貿易総額に占める割合を矢印の太さで示す。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R6TB-09の問題図版
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正解: 3

正解

Mはアメリカ合衆国との間の輸出入の割合が特に大きいことから地理的に近いコロンビア、Nは自国以外の南アメリカとの結び付きが最も強いことから内陸国のボリビアと考えられる

この問題のポイント

貿易相手の構成から国の位置関係を推理する問題。距離の近さと貿易の結び付きの対応が判断の軸。

解説

貿易相手の構成には、地理的な近さが強く反映される。
Mは、アメリカ合衆国との間の矢印が双方向とも太い。南アメリカの北端に位置しカリブ海に面するコロンビアは、パナマ地峡をはさんでアメリカ市場に近く、原油やコーヒー、切り花などを輸出してきた。アメリカが最大の貿易相手である点が矢印の太さに表れている。
Nは、自国以外の南アメリカとの矢印が最も太い。ボリビアは海への出口を持たない内陸国であり、隣接するブラジルやアルゼンチンへパイプラインで天然ガスを輸出するなど、周辺国との結び付きが際立って強い。
Lは、アメリカ・EU・域内のいずれとも中程度の割合で、特定の相手に偏らないアルゼンチンの型である。大豆や牛肉などの農産物を世界各地へ輸出するため、相手が分散する。
矢印の太さの「偏り」を国の位置と結び付けて読むことが、この種の模式図の定石である。

ひっかけポイント
貿易相手は「近い相手ほど太い」が基本。内陸国は隣国依存が強まるという地理的制約も判別の決め手になる。

選択肢の確認

①「Nはアメリカ合衆国との結び付きが3か国の中で最も強い」
誤り。
誤答理由: Nはアメリカ合衆国との矢印が細く、結び付きが最も強いのはMである。

②「Lは、どの相手との輸出入の割合も40%以上である」
誤り。
誤答理由: Lの矢印はいずれも中程度以下で、どの相手とも40%以上という読みは図と合わない。

③「Mはアメリカ合衆国との間の輸出入の割合が特に大きいことから地理的に近いコロンビア、Nは自国以外の南アメリカとの結び付きが最も強いことから内陸国のボリビアと考えられる」
正しい。
正解。Mはアメリカ合衆国との矢印が太く、地理的に近いコロンビア。Nは域内との矢印が太く、隣国依存の強い内陸国ボリビアである。

④「Mは自国以外の南アメリカとの割合が3か国の中で最も大きい」
誤り。
誤答理由: Mで太いのはアメリカ合衆国との矢印である。域内との結び付きが最も強いのはNである。

覚えるポイント

  • コロンビアはアメリカ合衆国との貿易の結び付きが強い
  • 内陸国ボリビアは隣国へ天然ガスを輸出し域内依存が高い
  • アルゼンチンは農産物輸出で相手が分散する

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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